塩爺の名言 9/20
塩川正十郎元財務相が死去されました。
以下は本日の報道の一部です。
塩川正十郎元財務相の死去を悼む
朝日新聞デジタル 9月19日(土)21時50分配信
「塩爺(じい)」と呼ばれた塩川正十郎元財務相の死去に、政界から惜しむ声が相次いだ。財政や税制に通じ、森喜朗元首相から4代連続で首相を輩出した自民党清和会(現・細田派)の黄金期を支えた一人でもあった。
清和会出身の安倍晋三首相は19日、首相公邸で「色々と親切にご指導いただいた。あれほど財政の重要性について、わかりやすく話をされた方はいなかったのではないのか」と悼んだ。特別会計の財政規律の緩みを指摘した2003年の国会答弁「母屋(一般会計)でおかゆを食っているのに、離れ(特別会計)ではすき焼きを食っている」は政界で語り継がれており、細田博之元官房長官は「本質をつく言葉を知っていた人だった」と語った。
さらに本日安保法が成立しました
安保法成立…集団的自衛権行使、可能に
2015年09月19日 13時19分
今国会で最大の焦点となっていた安全保障関連法は19日未明の参院本会議で、与党の自民、公明両党、野党の元気、次世代、改革3党などの賛成多数で可決、成立した。
安保関連法の成立により、従来の憲法解釈では認められなかった集団的自衛権の行使が可能になる。戦後日本の安全保障政策は、歴史的な転機を迎えることになる。
安保関連法の採決の結果は賛成148票、反対90票。民主、維新、共産、社民、生活の各野党などは、採決に出席した上で反対した。衆参両院の特別委員会での審議は計約220時間に達し、安全保障に関する法律では、記録が残る中で最長となった。
安保関連法は、自衛隊法など既存の法律10本をまとめて改正する一括法「平和安全法制整備法」と、自衛隊の海外派遣を随時可能にする新たな恒久法「国際平和支援法」の2本からなる。
塩爺の名言とは
塩爺の名言とは、特別会計の財政規律の緩みを指摘した2003年の国会答弁「母屋(一般会計)でおかゆを食っているのに、離れ(特別会計)ではすき焼きを食っている」 に尽きるのではないでしょうか。
私は「シンガポールに日本国が経済的に追い越されたわけ」とは
米国の世界制覇を主体とした経済戦略に、わが国が追従せざるを得なかった。
つまり、米国の経済戦略にわが国は反逆できなかったのではと考えています。
仕方ない、そう考えるほかない。当然の事だと考えて米国に追従したのでは無いか。そう考えることはむしろ必然であったのではと思う事のほうが、むしろ当たり前ではないのか、「それが必然であった」とお考えになっている方も多いのでしょう。
だがしかし、米国に追従することは本当に必要な事だったのでしょうか。
そうであった事が無いとはいえません。
しかし、物事には限度と云うもの、これだけは失うべきでは無いといったものも有るのでは、と考えますが、皆様はそうは思われませんか。
このたびの安保法の成立
この法案、安保法成立…集団的自衛権行使 とは平和を守るためであれば、大量虐殺兵器の使用を容認すべきとの主張に他なりません。
世界平和を維持するためには、最強の軍備を保持し、ルールに該当しなき存在は速やかに撲滅すべきだとの理論、それにも一理あります。
しかしその理論によって、日本人、一般大衆は虐殺されて良いものでしょうか。
太平洋戦争に於いて原子力爆弾が投下され、無垢なる非戦闘員が殺害された。
優越人種であるアングロサクソンに敵対する黄色いサルは抹殺すべき。
その主張は当然であり、優越人種であるアングロサクソンに敵対した日本人は抹殺されるべき存在であると思われますか。
大量破壊兵器を保有していたとの、有りもしない疑惑によって殺害された、イラクのサダムフセイン氏、彼の殺害によって中東の平和はいかなる変化を遂げてしまったのでしょうか。
結果として、イラクの平和バランスが崩れ、イスラム国と名乗る狂気集団に、日本国の、善良なジャーナリストの公開処刑につながるのみでした。
平和のためには原子爆弾が、大量破壊兵器が必要だ。
そのような国に、日本国が追従すべき必要が本当にあるとお考えですか。
塩川正十郎元財務相が本日死去されたことを聞き及び、偶然とはいい難き必然なるがために本日のご逝去が有ったのでないのかと、ふと感じてしまった次第です。