11月8日（土） 両分子フコイダン始める

放射線科のあったかい熊先生に
「理さんが放射線照射をやる事が辛いならば、もう止めましょうか？
　担当医の先生とお話をしましょうか？」
と家族の立場になって私たちに聞いてきました。
熊先生も辛そうでした。
要するに熊先生は、
辛い体調で無理して治療するより「少しでも穏やかに過ごせる道」
というのを私たちに提示したのです。
そこまで悪いんだ。改めて突き付けられました。
本当にあっと言う間なんですね・・・。
食欲があって元気も良いという事はそれだけその”悪い奴”も元気という事、と言われました。

「先生、この病気はどこに行っても、どこの病院でも限界があるんですか？」
「・・・・残念ながら。。。」

それならば・・・もうやるしかない。
今まで代替医療に反対（半信半疑）だった母を説得して、
まず「両分子フコイダン」の飲用を始めました。
それまでにも夫さんに頼んで
「フコイダン」の資料を集めてもらったり話を聞いてもらったり情報収集だけはしてました。
家族の”藁をもすがる思い”に漬け込んだ悪徳業者に気を付けなきゃ、と。

とにかく状況が改善されなければ、先方の言う通り8週間で止めようと思っていました。
ただ、それからの症状を見てみると

・腫れてきた脳、進んでいると言われた病気が引いた
　（もちろん、放射線と薬のおかげもあると重々思います。）
・あれだけひどかった薬への拒否反応があれ以来一度も出ていない
　（熱や発疹が出る事も嘔吐する事もなくなった）
・年末年始は意識が混濁して病院で寝たきりか、　昏睡状態だろう、
　と言われたのが　12月13日に退院
・今現在、食欲もあり風邪一つ引かず、週1度の通院

この選択が正しかったのか、分かりません。
飲んでいない時と比べることが出来ないから。
本当に何がよく働いたのか分かりません。
飲まなくたって同じ結果だったかもしれません。
「もったいない。騙されてるよ」なんて言う人が居るのも知ってます。

それより、何より本人の気持ちの成果かもしれません。
病気に対する恐怖心がなく、
「治ったらどこで働こう。どこに行こう」
と未来に思いを馳せている気持ちかもしれません。
ただ、”悪い奴”が少しだけ静かにしているだけかもしれません。

でも、2月12日の検診では
「奇跡に近い状態で今すぐにでも病気が大きくなってもおかしくない」
と言われました。
この「フコイダン」が効いているのか効いていないのか分からない。
「効いているから今の状態があるんだ」と考えればその通りだし。本当に分からない。
2009年2月今現在も飲み続けています。

梅風味になっていてサラッと飲み易く
それまで食欲もなく、吐き気から水を飲むことも躊躇っていた理ちゃんですが
それは「おいしい」と飲めたのです。
本人もそのフコイダンの成分を興味深そうに読み、人々の体験談に感心し
自ら進んで飲み始めました。
他の薬は「やだなぁ・・・」、点滴も「痛いよぉ・・・・」
とよくこぼしているし、
病気の影響で「やらなければいけない事」「やってはいけない事」
こういった事を忘れてしまって度々母と喧嘩してるんですが、
これだけは忘れずに飲んでるんですね。

糖尿を抑える効果もあるらしいのですが、そう言えばインシュリンを打たなくなりました。