みんながいつも笑顔でありますように

私と家族と脳腫瘍G4の姉と

11月17日(月) セカンドオピニオン

2009-02-17 | 病気の話 
この頃は一番気持ちに余裕を失っていた時期かもしれません。
病院では元気で居る様にしましたが、気分の落ち込みがかなり激しかった事を覚えています。
駄目ですよね、周りが笑顔じゃないと。頑張ろう。

この病気が発覚した日、帰国する飛行機を待っていた長い時間、
私は「神経膠芽腫」について調べ、夜を明かしました。
その中で出会った「脳腫瘍ネットワーク」という、多分NPO法人だったと思うのですが
セカンドオピニオンについて書いてありました。
その記事を読んだ時に是非ともセカンドオピニオンは聞きに行かなくてはと思っていたのですが、
私たちの場合は、緊急事態だったのでそんな選択肢もなかったのが現状です。
検査→手術 全てが2日の内に起こりました。。。

でも担当医並びに看護士さん准看護士さん、皆さん全員大変良くして頂き、感謝でいっぱいです。
情報が氾濫している昨今、自分で的確に処理していく事って大変ですね。
優柔不断な私は惑わされてしまうことが多々あります。
そこで私の良い判断指針になってくれるのが夫さんなので助かってますが。

さて話は戻ります。
見る見るうちに回復をしてきた理ちゃんですが、この時期へ来て二度目の宣告を受けてしまいました。
そこで私たちは初めてセカンドオピニオンを聞きに行こうと思ったのです。

でも実はセカンドオピニオンを聞きに行きたいと思っていた先生とは
術後からメールでやり取りをさせて頂いており、
予約をするだけの段取りを付けてはおりましたが
姉の容態が安定していたので先送りにしていたのでした。
先生も「今の病院で治療を続けて経過を見守りましょう」と話していた矢先。
しかし急激な姉の変化で
「画像と診断書を持って会いに来て下さい」
という事で17日(月)自宅から2時間掛けて行って来たのです。

そこはサイバーナイフを専門に扱っている脳外科病院で
到着すると沢山の方が待合ロビーにいらっしゃいました。
通院しながらサイバーナイフも出来るという事で介護タクシーも引っ切り無しに来てました。

サイバー先生とはメールでのやり取りだけで、どんな先生だろうか、と不安もあったのですが
とても話しやすく、きちんとこちらの話も聞いて下さり優しそうな先生でした。

先生は
・今の担当医と同じ意見で、平均余命1年は変わりないかもしれない事・・・しかし↓
・サイバーナイフを当てて出来る限り腫瘍を切除して少しでも希望を持って治療していこう、という事
 (でも”理さんらしさ”というのを失わない程度にやりましょう、と。)
 →それで1年が半年延び、また1年延びる可能性だってある事 

・取りあえず今の所は化学治療・放射線治療も始めたばかりだから、
 しばらく様子を見ても大丈夫だと思う事
 (テモダールも服用し30回の放射線照射も終えたら多分、症状も幾分か改善されるだろう)
 →病気の進行ではなく、放射線の影響で脳が腫れる事があるらしい事

・サイバーナイフをするとしたら2009年2月くらいが良いと思う事
 (今の治療を全て終える事が先決)

そして更に今の担当医と連絡を取り合って
姉がサイバー先生の所でお世話になる時は「協力してやっていきますよ」
と言って下さいました。

そのサイバー先生の言う通り、
それからしばらくして理ちゃんの脳の腫れは引いていったのでした。
病気が進行していて腫れたのか
放射線の影響で腫れたのか
どっちだったんだろう。

本当に先生によって診察の仕方、病気の見方が違うものなんだと思いました。
もちろん、素人の私には判断できません。
でも私が出会った先生はどっちも「頼れる先生」だと思っています。
私の感じた感想ですが。
家族や患者がどれだけその先生を信頼して頼れるのか。それって大切ですよね。

今の所まだサイバー先生のお世話になっておりません。
姉の病状が小康状態を保っているという事なので、今行う必要はないそうです。
良い事だ
今度の検診(2月19日)でMRIも撮るのでその時の判断になります。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿