みんながいつも笑顔でありますように

私と家族と脳腫瘍G4の姉と

2012年1月を迎えて

2012-01-20 | 病気の話 

姉の様子が以前と変わり始めたのは2011年の6月頃からでした。

それまで毎日欠かすことなく行っていた1時間程の散歩が出来なくなってから

徐々に徐々にゆっくりと姉の状態は変わっていきました。

それまでは、食器を拭くとかトイレに自分で行くとか

シャワーを浴びるとか

色々な事ができていたのだけれど…

 

今までどんな風に書いてよいか分からずに

時間だけが流れて行きました。。。

 

昨年の6月まで

それまで2年と半年 

毎日 毎日 毎日 

雨が降っても雪が降っても寒くても暑くても

毎日 毎日 散歩に行っていたんだけれど

昨年の6月に転倒が増えてから

先生と相談して散歩は行かなくなりました。

母はすごくすごく悩んでいたし、辛そうだったけれど、

でもやっぱり散歩は転倒してしまうと思うと怖くて無理でした。

 

でも それからも車椅子には頼ることなく、

家で出来る自転車こぎ、リハビリを重ねて

歩くという行為を失わないように

ずっと頑張ってきました。

 

でも…

とうとう 1月に入って車椅子生活にならざるを得なくなってしまいました。

 

低温やけどの程度はかなり軽いもので歩行にはあまり影響がなかったのだけれども

でも母は自分を責めています。

先生も 「その怪我と歩行困難は関係ないよ」

と言って下さっているのですが…。

 

かなり転倒が増えて、意思の疎通も難しくなったと感じた1月のはじめに

3月の予約まで待てず、

急きょ、病院に連絡を入れて先生に会ってきました。

車の乗り降りも、もはや体の大きな主人でも姉を介助するのが無理になってしまって

市役所から介護カーを借りました。

 

幸い、、、なのか、

腫瘍はありません。

少し脳幹の周りが腫れている所見が出ただけです。

 

何も悪い所がなかったので治療のしようがなく、ただただ見守るしかありません。

手術や放射線治療の影響でとにかく脳がダメージを受けて

それが徐々に徐々に表面に現れているのだと。

腫瘍であったならば、テモダールやその他の治療で改善も見られるかもと

少し期待をしていたのだけれど、

今回の診察で

姉のこの認知症のような状態は進行していく という事実を突き付けられただけでした。

 

高次脳機能障害 とは先生も仰いませんでした。

認知症と言う言葉を使っていらっしゃいました。

 

まず、歩行はほとんどできません。

着替えやおむつ交換などでかろうじて支えて立っていられる位です。

言葉はすっかり出ません。

トイレも行けなくなり

ご飯も一人では食べられなくなり

歯磨きも手洗いも自分ひとりではどうして良いかわからない。

すぐ眠りに落ちてしまう。

車椅子に座っていても、ベルトをしないと前につんのめって顔から落ちてしまう事もありました。

 

 

今はケアマネージャーさん、介護ヘルパーさん

デイサービス、ショートサービスの担当の方々

担当の先生、、、

たくさんの方々のお知恵をお借りして

まずは姉がいかに快適に過ごせるかを話し合っている。

そして金銭的な負担、また介護している者の体力的負担の軽減・・・

色々な事を決めています。

 

1月に入ってから家にたくさんの人が出入りしている。

悩んで話し合って涙を流して色々な事を決めてる。

これから、色々な事が変化していくんだろう。

 

その中で私ができること、、、

私といつも明るい娘が出来る事 

 

まずは、前を向くことから始めようと 

思います。



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2 コメント

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Unknown (無限大)
2012-01-24 22:12:23
お久しぶりです。
花さんの記事を読ませて頂き、とても辛く悲しく涙があふれました。
息子も3回目の手術を終え、リハビリを行ない、そして今度は化学療法が待っています。
誰もがみな良くなる事を願って、頑張って治療をし、生活しているのですよね。
お姉さまがどうか快適に、そして花さんのご家族が笑顔で過ごせるよう、私も一緒に前を向いて生きたいと思います。
微力ながら何かお力になれれば、と思っています。
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無限大さんへ ()
2012-01-26 16:32:07
無限大さん、お元気ですか?
ご無理されていらっしゃいませんか?

息子さんの手術が無事に終わったのですね。
家族は…特に「お母さん」は本当に本当に心を痛めている事と、、思います。
私は母と話していて、それを深く感じます…。
私とは違う感情なんだろうな、とも思います。

息子さんもとってもとっても頑張っていらっしゃるんですね。。
私は、、まだまだ若い方々が辛いご病気になられているという事を知る度に、胸が痛く涙が出ます。
どうか頑張って、、頑張ってなんて言葉は陳腐かもしれないけれど、、
新しい治療法が出るまで、どうかどうか頑張ってと心から願わずにはいられません。

無限大さん、私どものために暖かいお言葉を掛けて下さってありがとうございます。
それだけで、元気になりますね ^^
ありがとうございます!!
共に、私ども家族も頑張ってまいります。
無限大さん、ご無理されませんように。。
寒い日が続いています。ご家族の皆様もお体に気を付けて
息子さん!! 応援してます!! 顔も名前も知らないけれど、応援してます!! 
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