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私と家族と脳腫瘍G4の姉と

先生とのお話 2 今思う事

2009-02-13 | 病気の話 
しかし、これまで姉は2週間の内に3回もH内科に行ってます。
その内1回、母も付いて行き、
「症状が改善されない事」「気持ちが悪くなってしまったり、フラフラする事」
を訴え続けてきました。
その時の答えが「”やる気を出す薬”の副作用だから」・・・・です。
これは問題ではないのかな。よくある事なのかな。仕方ないのかな。
患者自身が考えて、どこか違う病院に行くべきなのかな。
でもそう考えて、病院を変えて市立病院も行ったけれど
「急を要するものではない」と判断されてしまったけど・・・・。

「適切な診療を受けていたら、もっと苦しまずにひどくならなかったのではないか」
と母はいつも自分を責めていました。
でも私も9月からの流れを知っていたから、
私達が知っている限りの出来る限りの事はやっていたと思う、と力強く言っています。

そしてそれも先生に聞いてみました。
「仮に、9月の初めに自分たちで気が付いて脳神経外科に受診に行き、
 その時点で発覚していたら、こんなひどい状態ではなかったですか?」と。

そしたら先生は
「9月の初めに来ていたら、理さん自身ここまで大変じゃなかったと思いますが、
 それでも病気の種類は一緒だし、早く発見されてもG4がG3だったという病気ではないですよ。
 この病気は小さい内から発見されてもG4はG4です。」
そして
「町のお医者さんの設備レベルだとこの病気は見つけるのが大変だと思います。」
ともおっしゃっていました。
後によくして頂いた放射線科の先生も同じ事をおっしゃっていました。
「特に理さんはそれ程自覚症状がひどい訳ではなかったから分からなかったでしょう。」と。

今だから言える事、分かる事、なのかな。

そう言われて、母も自分を責める事を少し止めたみたいです。
そして看護士長さんに言われました。

「お母さん、理さん、たくさんの病院を回ってきたんですね。
 大変でしたね。お疲れ様でした。でももう大丈夫ですよ。」

と声を掛けて下さったそうです。
母はもうポロポロ、ポロポロと泣いていました。
もう、すごく不安だったんですね。


これからも頑張ろう!ね!



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