私の住んでいる市では現在
環境にやさしい家 エコライトハウス の協力者を募集しています。
地球温暖化が大きな課題になっている昨今、当市は住宅が多いため、家庭部門の二酸化炭素の排出割合が高くなっているんだそうです。
そこでスクラム・マイナス50%協議会では、住宅からの二酸化炭素を削減するため、戸建住宅の高断熱リフォームや新エネ・省エネ機器の設置を支援し協力者として地球温暖化対策に貢献できる人を募集している、という訳。
高断熱リフォームでエネルギー消費を30%~50%カットします、と宣言しています。
最低条件は高断熱リフォームと機器類1台以上の設置。
高断熱リフォームは壁、窓ガラス・サッシ、床、屋根または天井のうち2つ以上が含まれていることが条件だそう。
モデルパターンが4パターンありだいたい一戸あたり「500万円程度」のリフォーム工事となり
交付額は交付対象額の2/3で交付上限額 は「250万円 」
募集戸数は「15戸」
交付条件として
(1)エコライトハウス認定看板の設置
(2)見学会の受入
(3)スクラム・マイナス50%協議会広報やホームページへの紹介
(4)エネルギー診断用機器の設置など があります。
当然ですよね、250万円もの交付金が出るんですものね。
家庭で使うエネルギーの大半を占めているのが暖房と給湯で、全国の数値では6割以上を占めています。
つまり、暖房と給湯の改善が家庭での省エネにつながるのです。
この戸建住宅エコライトハウスは高断熱リフォームにより、暖房の熱を逃がさないようにすること、給湯では太陽熱の利用や家庭用コジェネなどを駆使し、効率化し省エネルギーを進めようとするものなんだそうで。
もっともたったの15戸をエコハウスにしたところでその効果はたいしたものではありません。
しかし少しづつでも行なっていかなければ地球温暖化はますます進んでしまう。
という趣旨はわかります。
でも、たった15世帯に250万円づつの補助金とは偏りすぎていませんか?
国からの補助もあるらしく全部が市の負担ではないにしても数千万円の予算がかかっているのはたしかなこと。
私はその費用を
耐震 の補助に使ってもらいたいと切に願います。
住宅が多いということは地震の際に危険な住宅が多いということ。
その調査や耐震診断の徹底、そして耐震補強工事への補助の方が市民が望んでいることのような気がします。
「地震がおきたら危ないのは判っているけれど工事のお金がなくて・・・」と困っている人は沢山います。
エコハウスよりを増やすより地震で倒れない家を増やすほうが市民の為だと思うんだけどな~
もっともこの企画、中止になることはないようなので当市の市民の方でリフォームをお考えの方は一度検討されるといいかもしれませんね。
又、当市では「太陽光発電装置」の設置にも補助金が出るようです。
利用できるものは利用するのがお徳です。
「耐震診断」「住宅相談」「内覧会同行」「建築現場検査」「住まいの点検」お受けします。
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写真は新潟中越沖地震で被害を受けた家屋