地域福祉権利擁護サービス

前述の「不要なリフォームをさせられた認知症高齢姉妹」の件。４０００万円もの金額になる前に何とか食い止められなかったのか悔やまれますよね。

この姉妹、姉は通訳、妹は証券会社勤務とキャリアウーマンの先端を歩いてきた方々だそうです。きっと知性もあり凛と生きてこられた素敵なご姉妹だったんでしょうね。しかし人間誰でも歳をとります。いつかは自分も老いていくという自覚はプライドよりも大事です。あえて結婚を選ばず子供も作らない人々が増えているこの時代、このご姉妹のような高齢者が増えるのは必然です。

地域福祉権利擁護サービスをご存知ですか？「社会福祉協議会」が窓口となっている福祉サービスのひとつ。
自分ひとりでは様々なサービスを利用することが困難な、痴呆性高齢者・知的障害者・精神障害者を対象にして、その人の権利を擁護し自立した生活を送れるように支援する機関です。
具体的には福祉サービスの利用援助　日常的金銭管理サービス　書類などの預かりサービスなどを代行してくれます。要するのに銀行に行ってくれたり通帳や証券などを預かってくれるというものです。利用料金は自治体によって異なりますが１時間１０００円位、書類の預かりは1ヵ月１０００円位です。

ただし判断能力が重度の場合は成年後見制度を利用したほうがよいでしょう。痴呆などで判断能力が低下した人にあらかじめ自分できめておいた後見人が付き添い手続きや財産の管理をする制度でこれは「家庭裁判所」に申し立てます。

自分の老後、考えさせられますね。

おうちの相談ならお任せ下さい。
おうちの相談屋本舗

鎌倉の鶴岡八幡宮で結婚式やってました。