2月のイベントといえば “バレンタインデー!!” もそうなんですが
焼物の里として有名な沖縄 読谷村(よみたんそん)で開催される焼物の祭り
「読谷やちむん市」
という陶器ファンにはたまらないビッグなイベントがありますね♪
今年は2月26日(土)~27日(日) 10時~19時迄 です!!
会場となる“残波岬いこいの広場”には30を超える窯元が集合し、通常価格よりずーっとお安く
入手することが出来るんです
展示品やサンプル品、B級品などなど...ここでしか出会えない一品が続出お得感満載のオススメイベント
私も昨年はこの広場を何周したことか^^(もう無我夢中!! 足パンパンになるまで歩きまわりました(笑))
数ある窯元の中でも特に一目ぼれ度が高かったのが、こちらの「工房いろは」さんの作品でした♪
雑貨感覚で思わずお部屋のインテリアにしたくなってしまうようなお洒落で可愛くそれでいて実用的
そしてどこか素朴な懐かしさをも感じる作品の数々に女子たちのハートはメロメロ~♥
「工房いろは」さんは現在工房内での販売は行っておらず、読谷村の共同販売センターか
県内の雑貨ショップでしか購入することは出来ません(滋賀県で一部販売してるそうです)
そのせいか、この「やちむん市」でも作品をダンボール箱から出すや否や、人!人!人~!!
おしくらまんじゅう状態の中から私がゲットした戦利品はトップ写真のコーヒーカップとこの子たち↓↓ お茶碗
小皿
普段使いのお茶碗やカップもその日のメニューや気分によって使い分ければ
お食事タイムもグーンと楽しく盛り上がりますね~♪
今年も出店する「工房いろは」さんは絶対絶対要チェックのお店です^^
ほかのお店でも素敵な器を色々購入しましたのでまた機会があったらご紹介しますね
みなさんも2月最後の土日は
お土産屋さんには並ばないツウな焼物を探しに行ってみてはいかがですか♪
一番行きたいのは何を隠そうこのワタシでーす・・・笑
はいさい \^o^/
今日はすごく素敵な沖縄の琉球ガラスをご紹介します
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ガラス 日月
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場所はやちむんの里で有名な読谷村、ホテル日航アリビラからも近い
サトウキビ畑のド真ん中に工房兼ギャラリーがあります
作家の「おおやぶ みよ」さんは琉球ガラス界の名工、あの「稲嶺 盛吉」氏の
お弟子さんをされていたこともあった方
(以前記事にした「吹きガラス工房 彩砂」の作家ikuちゃんともお知り合いです)
テラスから眺めているだけで みよさんのオーラを感じてきます
独特の特徴を感じる「おおやぶ みよ」さんのガラス☆
京都ご出身の みよさんは琉球ガラスの魅力に惹かれ沖縄に移住し
古来から伝わる伝統技法を学んでこられたそうです
再生ガラス特有の小さな気泡を活かし、ほんの少しだけ色みをつけた作品は光が射すと本当に美しく
また、繊細な曲線美とは相反して、しっかり厚みがあり、ずっしりとした重さは陶器にも負けないような
すごい存在感を持っています!!
みよさんの感性と個性が伝統の技と融合し、ガラスの中に封じ込められているようです)^0^(
テラスにあるオブジェも無造作置きなのに可愛いんです☆
ちなみに下の写真は みよさんのお子さんたちが作ってくれたシーサーだそうです
コレ見た瞬間、やっぱDNAってスゴシと実感しました!!
お母さんでもある みよさんへ送る可愛らしい愛を感じますね♪
みよさんは作品作りはお一人でしており、ひと月で作る数にも限界があります
最近では全国的に雑誌にも取り上げられたりして更に入手困難なんですって!
確かに以前記事でも紹介した二子玉川の「KOHORO」でも在庫がありませんでした
コチラの写真は先月KOHOROで開催した みよさんの個展の案内葉書♪
わかります!? 花器もとっても素敵なんですよー(もっとアップで撮ればよかったね^^;)
私たち沖縄ではこのロンググラスをお買い上げしました(わーい)
ビール、カクテル、時には花器としても活躍中デス♪
厚みがある分、口あたりもやわらかく、たかがお水でも美味しく感じるんです
でも・・・
お水もいいケド、やっぱりこのグラスでオリオンビールが飲みたいわー*^o^*
ガラス 日月
沖縄県中頭郡読谷村渡慶次273
tel 098-958-1334
open day 月、火、水、木
open time 10:00-17:00
close 金、土、日
(臨時休業もありとの事ですのでお電話にてご確認ください)
こんにちは
以前から沖縄の陶器に関するお話はちょこちょこさせていただいておりますので
今日はステキな琉球ガラスのご紹介をしたいと思います♪
前回の記事「CARIBOU DOUGHNUTS」(カリブドーナツ)さんで使っていたグラスが
とっても可愛かったんです
依頼したガラス工房が同じ読谷地区にあるとのことで早速紹介していただきました!
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吹きガラス工房 彩砂 (るり)
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工房としてはとても珍しく、なんと外人住宅で住居兼工房をされているのだそう
アポなしの訪問にも関わらず作家のiku(いーくー)さんは快く笑顔で迎えてくださいました♪
(作業中だったりすると対応が出来ないので工房へ伺う際は事前連絡がマナーです)
そして作家のikuさんはなんと、琉球ガラス界にあって現代の名工と呼ばれている
あの「稲嶺盛吉」氏のお弟子さんとして10年間、虹工房で腕に磨きをかけてこられ
約1年前に独立openされたそうなんです
聞いた瞬間! 私たちの眼力ってメチャスゴシー!!! と思いましたね
しかも工房名の「彩砂」は稲嶺さんが直々に命名してくれたというからこれまたスゴイことです
あ!
丁度ペアでありました↓↓
あの可愛かったグラス、名付けて “カリブグラス” が♪♪
このグラス、何を隠そうカリブさんの細かなこだわりが詰まった作品なんです
女性でも片手で持てるやや小ぶりなサイズであること
(この形は女性の手には大き過ぎるのが多いんです)
一つ一つ大きさが異なり、それには理由があり、ピッタリと重なること
(ショップならではの考えですね、これなら収納の際のデッドスペースがなくなります)
♪♪ ♪♪ ♪♪ ♪♪ ♪♪
てなワケで我が家でもカリブグラス大活躍中です
キャンドルホルダーも夜な夜なムーディーにさせてくれてますよぉ(笑)
他にもikuさんの作品は、北中城の「cafe GREEN GREEN」さんにも
オリジナルの器を卸しているそうです♪
また、もとぶ手作り市などへ出品されることもあるそうですので要チェックですよ
吹きガラス工房 彩砂 (るり)
沖縄県読谷村古堅531 NO.514
tel 098-956-1953
open&close 電話にて確認ください
沖縄県読谷村の小高い丘にひときわ大きく目立つその佇まい
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陶器工房 壹 (いち)
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陶芸家 壹岐 幸二(いき こうじ)さんの工房です
壹岐さんといえば、沖縄陶芸界の巨匠として名高い読谷山焼「大嶺實清」氏の工房で5年間師事し
その後1996年に独立し「陶器工房 壹」を設立しました
現在は壹岐さんと奥様の章子さん、そして壹岐さんの技を学ぼうとするお弟子さんたちが
日々新たな作品をこの世に送り出しています
伺った工房は昨年新築転居したばかりの住居兼工房だそうで
沖縄では珍しいブラックを基調とした外観は芸能人の大豪邸みたい!!
当然のことながら2階のテラスからはオキナワンブルーの美ら海を一望
贅沢&素敵すぎるロケーションです♪
壹岐さんの作品の特徴は白地の器に繊細かつ鮮やかな藍色のラインを描く染付
美しさ、上品さ、使いやすさをあわせ持つ作品の数々
絵柄のバリエーションも豊富で思わず目を奪われます♪
コレクションとしても色んな柄を揃えたくなってしまうんです
今回私たちは下の写真にもある味わい深い灰釉皿を購入(一目惚れ)
このシリーズはお弟子さん抜きで壹岐さん自身が手がける作品だそうです
土自体が入手困難なため製作数も限定される逸品
それだけに一つ一つ釉溜り部分の風情が違います
看板が素敵だったので壹岐さんにお話を伺いました
「壹」を文字って器の中に“吉”という字を入れています
器の中にいつまでも“吉”が溢れているようにという思いからだそうです
壹岐さんの作品に対する思いが伝わるジーンとくるお話ですね...
そして驚くなかれ!!
なんとこの看板の木の形がココ読谷村の形と同じなんですって!
わー! ホントだー! (気になって調べてみました(笑))
お忙しい中、気さくにそんなお話までしてくださり本当に光栄でした
ユーモア満載でお茶目な壹岐さんがますます好きになった私たちなのでした♪♪
----- おまけ -----
現在(4/27~5/3迄)那覇リウボウ7階 美術サロンにて「壹岐幸二 作陶展」を開催しています
多彩な作陶の数々に触れ、その良さを実感してみてはいかがですか!?
壹岐さんの人柄と魂のこもった素晴らしい作品に魅了されること間違いナシですよ^。^
陶器工房 壹 (いち)
沖縄県中頭郡読谷村字長浜925-2(Pあり)
tel 098-958-1612
open 9:00~18:00
close 日曜日及び不定休
読谷山焼の窯元が集まる沖縄本島中部の西海岸に位置する
読谷村『やちむんの里』
(「やちむん」とは沖縄の焼き物のことを言います)
沖縄の器を探し歩くのも今回の旅の楽しみの一つでした♪
数多くの窯元が立ち並ぶ陶器の産地として有名なやちむんの里
赤瓦屋根の登り窯は伝統文化が今でも息づき、のどかな風景がホッと心をなごませてくれます
さてさてお目当ての工房はどっちかな~(ウキウキ)
色々な工房をみ覗きながらいよいよ念願だった『ギャラリー囍屋(きや)』に到着
沖縄の陶芸界にあって巨匠と呼ばれる陶芸家「大嶺 實清」さんの工房に併設されたギャラリー
森の奥に佇むギャラリーは隠れ家チックで良い雰囲気です♪
あったー! あったー!
この「ペルシャブルー」の器をどうしても肉眼で見たかったのです
やはり美しい 洗練された作品にうっとり見とれてしまいます
沖縄の美ら海を連想するような鮮やかでいて味のある風合いです
ギャラリーには床、縁側に至るまで数々の作品が無造作に置かれています
縁側の花器は村の自然とマッチしていてとても素敵でした(お値段も素敵でした(笑))
作品は大嶺實清さん、ご長男、次男、三男さんの作品が棚ごとに分けて並べてられています
分けていると言っても大嶺實清さんの作品は床と縁側(一番偉いのに)
でもかえって床置きが妙に絵になってるんですよね
巨匠の作品はどこにあっても圧倒的な存在感なんですね
大嶺さんの器でお茶とお茶菓子の黒糖をいただきながら、気に入った器を何点か手に取りじーっくり考えます
そして我が家の暮らしのお供になった作品がこちら↓↓
・ペルシャブルーのボウル
・大平皿 (新作カラーです)
・お茶碗 (こちらも新作、2set購入しました)
他の工房で購入した器は後日“沖縄料理編”にてご紹介できればと思ってます
伺ったところによると大嶺さんの作品は3月に窯出し、4月には新たな作品が一斉に並ぶとのことです♪
これは是非とも行かねばー
ギャラリー囍屋
読谷村字座喜味2653-1
098-958-2828
10:30~18:00(不定休)