小熊ちゃんのスケッチ、ふたたび。
漫画家・高畑一寸の担当になるも、そのネームの出来具合に疑問を持ち、勇気を出してダメ出しをする。
激怒して怒鳴り散らす高畑にひるまず、編集者としての意見をぶつける小熊。
締められたドアに向かって「待ってますから!」と言いながら、憧れの漫画家に意見してしまったことに内心大きな後悔と恐怖も抱いてしまい、思わず涙ぐむ心情を、黒木さんが見事な演技で見せてくれた。
この人は、日本映画の伝統を引き継ぐ、正統派の女優さんだと思う。堂々たる正道を歩む人だ。
その、泣き出しそうになる直前の一瞬を写してみました。
そして下は、修正された原稿を嬉しそうに眺める小熊ちゃん。