goo

似顔絵(テレビ東京・田中瞳アナ)

気が滅入る状況なので、久しぶりに似顔絵でも描いてみました。

田中アナは、前にも一度描きましたが、

今回はもう少し丁寧に。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

うたのイラスト(「相模原市民の歌」)

 新型コロナウィルスの流行で日本全体、いや世界全体が逼塞している。

 各地で感染者報告が相次ぎ、誰もが神経過敏とも言える状態である。

 感染者が多い地域に行く人は、多少なりとも気を遣わざるを得ない。

 私の生まれ故郷・相模原市も感染者が続出して報道されたため、ずいぶんイメージダウンを被っていると思われる。

 私は決して「故郷の絶対礼賛者」ではないけれども、やはり自分が生まれ育った町が、良くない話題で次々取り上げられるのを見ていい気持ちではない。

 最初に死者が報告された相模原中央病院は、私の亡き父がお世話になった病院でもあった。現場の方々やご家族はさぞ大変な思いをされたのではないか。

 故郷の町がこんな時に昔のことを書いても仕方がないが、せめてもう少し明るい気持ちを思い出すためにこの歌を取り上げた。

 もっともこの「相模原市民の歌」は、何でも「ひばり放送」という防災無線放送でしばらく使われていたとかいう話で、そこでは亡くなった方の情報も伝えていたらしいから、人によっては縁起でもないと感じるかもしれない。

 しかし元々は昭和33年に「明るく歌える市民の歌」として公募されたもので、当時の新興都市の活気ある情景が歌われている。子供の頃小学校の校庭で催されていた「自動車ショー」(自動車の戸外展示会)でも盛んに流れていた。私のイメージはそっちである。

 YouTubeでもこの曲は聞くことができる。歌詞も検索すれば出てくるのでここには記さないが、高度成長期に差し掛かる希望にあふれる雰囲気が偲ばれる歌である。

イラストはその雰囲気のラフなスケッチ。「生産の平和の煙」が立ちのぼるイメージで。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

うたのイラスト(「東京のバスガール」)

 子供の頃、コロムビア・ローズさんという歌手が歌って大ヒットしていた。

 私の記憶では、路線バスのバスガールという職業は私が中学生の頃まで普通に存在していた。中学校はバス通学だったから、女性の車掌さん(「車掌さん」と呼んでいた)は毎日目にしていたのである。

 歌で歌われているのは今もある「はとバス」の車掌さんらしいから、ちょっと路線バスの車掌さんとは違うのだけれど、ある種花形職業だったのだろう。

 バスガールの誇りと、職務上の辛さ(酔った客にいやな言葉を言われる)なども歌われている。淡い恋心がはかなく潰える様も歌われていて、今でいう職業ドラマの歌謡曲版ともいうべき内容である。

 私は中学生の時、帰りのバスを間違えて違う路線に乗ってしまったことがある。定期券だけで、現金は持っていなかった。「どうしよう」と焦って、途中の停留所で降りた。定期券を半分手で隠すようにして降りて、「ああバレなかった」と安堵した。それから、遠くに見える市民会館(当時は高い建物がなかったので、遠くからも見えた)を目指して畑や野原を突っ切って歩いた。途中で野犬の群れに囲まれて肝を冷やしたが、じっとしていたら去って行った。運が良かった、と思っていた。もちろん無事に家へ帰りついた。

 しかし今になって思うと、その時のバスのバスガール=車掌さんは、中学生の小芝居など当然お見通しで、あからさまに焦っている表情を見て見逃してくれたのだと思う。優しい車掌さんだったのだ。

 半世紀以上も経って、心の中で「ありがとうございました」と伝えたい気分である。

 そのバスガールも、観光バスにしか今は残っていないのだ。激務とは思うけれども、頑張っていただきたい。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

女性像(2020・3・4)

ごく軽いスケッチ。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )