日々描いたマンガやスケッチ、似顔絵などを貯めていく貯金箱のようなブログ。
スケッチ貯金箱
似顔絵(永瀬ゆずなさん、木村優来さん)

朝ドラ「あんぱん」も見始めた。
やなせたかしさんと言えば、私が小学生のころ、NHKで「まんが学校」という番組があり、そこで視聴者の作品を募集していた。
私も一生懸命描いて応募したら、なんと入選してしまった。
といってもなぜか私は当日の番組を見逃してしまって、翌日学校に行って友達や先生から知らされたというお粗末。
商品のシャープペンが送られて来た。これは今でも大切に持っている。
それはともかく、「あんぱん」は初週から良いシーンがあった。
高知に転向して来た、おとなしくて絵の好きな子供・嵩(たかし)は、他の男の子からいじめられそうになるが、
それをかばってくれる元気で気丈な女の子・のぶと友達になる。
ところがのぶの大好きな商社員の父が、突然海外出張の洋上で心臓発作により死亡する。
その直前に駅で彼女が父を見送るのを見ていた嵩は、のぶが駅に再びやって来て、父親が駅に降り立つのを必死に探し、父は帰ってこないのだと悟って絶望しているところで、彼女に描いた絵を見せる。
それは、駅での最後のお見送りになった父と娘を描いた絵だった。
のぶはその絵を嬉しさと、そしてそれ以上に大きな悲しみを持って泣きながら見詰める。
ここの演出・演技は出色だった。
こういうシーンは描きたくなる。
嵩を演じている木村さんも、役柄にあった雰囲気を出している。
似顔絵(小芝風花さん 2「べらぼう」瀬以)

本当に久しぶりにゆっくり絵を描く時間が持てた。
大河ドラマ「べらぼう」に出演の小芝さんを描く。
鳥山検校の妻となった瀬川(今は瀬以)が自分に真の愛情を抱いてくれぬことにいら立ち、検校は彼女に詰め寄る。
「所詮は遊女と客の関係か!」と言い放つ検校に、恐怖の表情を浮かべるシーン。
手練手管では検校の鋭い感性をごまかすことは出来ない。
だが同時に、検校の深い孤独も感じていただろう。
しかし自分の気持ちに嘘はつけず、彼を救うことはできないから、よけいに恐怖を覚えるのだろう。
こういうシーンの表情を描くのはとても描き甲斐がある。
似顔絵(倉科カナさん)
似顔絵(横浜流星さん:「べらぼう」蔦屋重三郎役)

大河ドラマ「べらぼう」が始まった。
私は出版社に勤めていたので、このドラマは楽しみだった。
そして主演の蔦屋重三郎を演じる横浜流星さんがはまり役なのにも驚いた。
気風の良さと明るさ、物事への真っ直ぐな向上心が感じられて心地よい。
そこで似顔絵を描いてみた。
あまりにも男前なので難しかった。今のところこれぐらいの出来。
似顔絵(松本穂香さん・2)
似顔絵(上白石萌音さん)
似顔絵(丘さとみさん)
似顔絵(今野浩喜さん:なりきり小津安二郎)

NHK・Eテレの「偉人の年収 How much?」を楽しみに見ている。
中でも今野浩喜さんが各回、偉人になりきってしまう芝居が好みである。
どう見ても似てはいない人物に無理やりにでもなりきって押し通すところに、何とも言えない可笑しさがあって好きだ。
そこで今回は、映画監督・小津安二郎(おづ・やすじろう)になりきる回を想像して描いてみた。
もしかしたらこれからやるのではないか?(まだやっていないとは思うけれど。途中から見たので、もしやっていたらごめんなさいです。)
似顔絵(古川枝里子アナ)

TBSの中堅アナウンサー、古川さん。
「ゴゴスマ」で、アナウンサーとしての確かな技量を見せています。
気象予報士の資格もお持ちだそうです。
この間、名古屋からの食レポでアイスクリームを食べる時に「あむ」とわざわざ言葉を発しながら食べていたのが印象的でした。
人柄でしょうね。
似顔絵(奈緒さん、2024・4・22)
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