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うたのイラスト(ヴァケーション:弘田三枝子)

 弘田三枝子さんの「ヴァケーション」を久しぶりに聞く。

 弘田さんが先日亡くなって、多くの人が「人形の家」を思い出したと思うが、私みたいな古い人間には、弘田さんと言えばやはり「ヴァケーション」だろうという気がしてならない。

 これが流行ったのは、わたしが小学生だった頃である。それでもこの明るくて「パンチ」の利いた歌は魅力的だった。アメリカン・ポップスのカヴァーなのだけれど、元のコニー・フランシスより断然弘田さんの歌唱に軍配を上げたい。

 歌っているのはただ「長い休みが来て、うれしくてたまらない。思い切り遊んじゃおう!」というシンプルな気持ちである。それなのに、弘田さんの歌を聞くと、それがとてつもなく楽しいものに思える。こういう歌こそ現在のコロナ禍には実は必要なのではないかと思う。

 弘田さんはその後いろいろあって、別人のような姿になってカムバックした。でも、その裏話には正直深入りしたくない。ただ、デビュー直後の、あの健康さに溢れたダイナミックな歌の明るさを今は聞いていたい。コロナの暗鬱の中で亡くなって行った歌姫への、それが供養になるのだと私は思っている。絵は、歌のイメージを私なりにちょっとマンガ風イラストで。

 この曲はYouTubeで簡単に聴ける(オリジナルのレコードヴァージョンが最高)ので、ご存じない方は是非どうぞ。

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うたのイラスト(赤い花白い花)

これも山本潤子さんの映像を見て知った歌。

私は昔フォークソングを真面目に聞いてはいなかったので、知らない歌も多いのだ。

この歌は、赤い花を、白い花を、

「あの人」の髪や胸に飾ることを思い描いている少女の心を歌っている。

絵にかいたような「乙女」なのだけれど、

それがあまりにも真摯(しんし)なので逆に心を打つのである。

絵に描いたようなものを、「絵に描く」のだから難しい。

どのくらい表わせたかな。

ともかく、歌は簡単に聴けますので、絵は抜きにしてそちらを鑑賞してください。

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うたのイラスト(竹田の子守唄)

YouTubeを聴いていたら、山本潤子さんがこの歌を歌っている映像があって、その歌声に聞き惚れてしまった。

この歌は漠然とは知っていたけれど、こんなに心に深く染み入ってくるとは思わなかった。

この歌にまつわるあれこれは、詳しく語っているサイトが沢山あるので、そちらを見て頂くとして、私はこの「子守り(守り子)」の仕事に出され、親にも会えない幼い女の子の心情というものが心に迫って来るのを感じたので、それを絵にしてみた。

ここで私などがグダグダと語るより、山本さんの歌を聴いてもらうのが早いと思う。赤い鳥の時代のものも、後にソロで歌っているものも両方YouTubeで聴けるので、知らない方は聴いていただけたら、と思う。

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女性像(ラフスケッチ、2020・7・14)

内面が現れているが極端ではない表情を描きたいと思っている。

ちょっと横を睨んでいるところを、ラフスケッチ。

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ベリーロールのフォーム・2(連続写真風)successive drawing of straddle technique No.2 (high jump)

以前描いたソビエト式ベリーロール(大変テクニカルなスタイル)

https://blog.goo.ne.jp/sketchmoneybox/e/a99ff7fb4990bb8cf5110f67d9517835

ではなく、もっとナチュラルなスタイル。膝は曲げたまま跳び上がる。

おそらくこの2つのスタイルは、バネの出し方が違うのだ。

昔、自分でも両方試してみたから、それははっきり言えると思う。

私の好きな杉岡邦由選手もこのスタイルだった(細部はともかくとして)。

初めてやってみる人は、こちらの方が自然だろう。

 

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似顔絵(入山法子さん)

「エール」が再放送になっているので、タイミングを逃して描きそびれた入山さん(カフェの女給・希穂子役)をラフに描いてみる。

これくらいラフなら、マンガの登場人物にもなるかもしれない。

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