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女性像 4


中国風に。
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うたのイラスト(「燦めく星座」)



1940年の東宝映画「秀子の応援団長」の主題歌。
映画中では、弱小プロ球団「アトラス軍」が、監督の姪・秀子の応援もあって奇蹟的に巨人との優勝決定戦まで持ち込み、いよいよ明日がその試合という日、チームのエース人丸(灰田勝彦)が練習後に、夕空を見上げながら一人グラウンドのフェンスに寄り掛かって歌うという、ちょっとミュージカル仕立てのシーンで用いられている。
秀子(高峰秀子)の作った応援歌を聴くと選手が発奮して勝利を収めるという展開がシーズン中続いていたのだが、結局試合に勝つのは選手たちの実力であり、応援歌のせいではない。力は自分たちの中にある、ということを選手たちが自覚してくれないとだめだ、特に人丸さんは弱気になりがちだから心配だと秀子は思う。
そんな乙女の応援団長の声援を背負って人丸は最終戦に臨む。その直前にこのちょっとロマンティックな曲はぴったりで、忘れ難いシーンである。
今は亡き高峰さんのセーラー服姿が初々しい。同じく亡き灰田勝彦氏も、若いころの伸びやかな声で、私はこの曲の良さをこの映画で知ったのである。戦前の実際のプロ野球選手の姿もたくさん見られる、これは楽しくお得な映画だ。ヴィデオはあったが、DVDにはまだなっていない。是非発売して欲しいものだ。

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リュウキュウカラスバト(絶滅鳥)

 久しく鳥の絵を描いていなかったので、今回はリュウキュウカラスバトの絵を描いた。
 この鳥は1936年以降見られなくなった種類で、沖縄島その他数島に生息していた。
ただの「カラスバト」と呼ばれる種類もおり、沖縄にはこれも(現在も)生息しているので混同されるけれども、別種である。後ろ襟の部分が白色なのが特徴で(カラスバトはここも黒い)、森林の破壊その他の原因で滅んでしまった。
 絶滅鳥を描いていると、これの生きている姿を見たかったなあ、と本当に思えてくる。というより、そう思っているからこそ、こういう絵を描くのだろう。
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