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女性像(2022・9・28)

ちょっと古風なお嬢さん。
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繋がれた三段跳びの命脈

全日本実業団陸上を見ていたら、女子三段跳びで3位に入った選手が、男子三段跳びの日本記録(17m15)保持者・山下訓史(やました・のりふみ)さんのお嬢さんだと知ってびっくりした。
山下選手の記録はもう36年間破られていない大記録である。日本人初の17mジャンパーだ。
実は私はその現場を間近で目撃している。1986年の日本選手権、旧国立競技場でのことだった。
私は日頃さほど試合を見ていたわけではないが、その時はたまたま見たくなって出かけていた。
山下選手は練習の時から調子がよさそうだった。
スピードも出ていた。そしてゴム毬のような、というかスーパーボールのような、というか、とにかくバネがものすごく利いている動きだった。
スタジアム全体が、「今日は何か起こるぞ」という雰囲気になっていた。
そのちょっと異様な期待感の中、山下選手は見事に17mの壁を突破した。
ちょっと忘れられない記憶である。
私もちょっと陸上競技をかじったことがあるが、それは織田幹雄さんの自伝を読んであこがれたのが入口だった。
もちろん私の実力などお笑い種で、町内大会レベルのものである。
それでも三段跳びという競技の難しさはほんのちょっぴり分かる気がする。
会心の、すべてにスピードとバランスが調和したジャンプなど、競技人生の中でそう何度も経験できない競技だと思う。
山下選手は、聞いた話では、お子さんに日本記録のことなど一切話していなかったそうである。
しかし息子さん二人と娘さんは、今や全国大会レベルの(いや息子さん二人はオリンピック代表にまでなっている)選手である。
息子さんのお一人と娘さんは、お父さんと同じ三段跳び選手。
語らなくても自然にお父さんのすごさは、お子さんに理解されていたのだろう。
かつて日本のお家芸だった三段跳び。その命脈はこんなところにも息づいていたのだな、とちょっと心を打たれた。

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女子野球マンガイラスト(流し打ち!)

ショートの頭上を越えて行く流し打ち。
巨人の篠塚選手のお家芸でした。
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『その日本語、ヨロシイですか?』文庫化


8年前に新潮社から出版した『その日本語、ヨロシイですか?』が、このたび草思社から文庫として出版されます(10月刊)。
今回はサブタイトルとして「楽しい校閲教室」が付きました。
以前は「新しい日本語に物申す」的な本と勘違いされてしまったのですが、これは校閲者の仕事と、そこから見た日本語について述べた本です。
架空の出版社の校閲部に入社した男女1名ずつの新入社員の成長を描いたマンガと共に、校閲と日本語について語ったものです(クイズもたくさんあり)。
最初の出版から8年経っているので、いろいろと修正や補筆をいたしました。
言葉や出版に興味のある方々には面白く読んでいただけると思っております。
イラストは、その新入社員と部長氏の絵です。
書店で手に取っていただけたら幸いです。
今回はちょっと宣伝になりました。
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女子野球マンガイラスト(タッチアウト!)

送球をキャッチして素早くタッチ!
流れるようなプレー。
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