日々描いたマンガやスケッチ、似顔絵などを貯めていく貯金箱のようなブログ。
スケッチ貯金箱
スタートダッシュ今昔

また陸上競技の季節がやって来た。
古くからの陸上ファンの私は、最近の競技の技術と昔の技術を比べてみて「進歩したなあ」と思うことがある。
例えば陸上短距離・100mのスタートダッシュである。
このごろの選手は、スタート直後に意識的にピッチ走法をしている。
かつての日本記録保持者・飯島秀雄さんは「ロケットスタート」というスタートで有名だった。
彼はスタートで爆発的に体を前に投げ出す。
一歩目が地面に着く寸前の姿勢などは地面に対して角度が30度くらいになって全身がまっすぐ伸びている。
まさにロケットを思わせる力強さだ。
その後はトップスピードのストライドに早く達する。前半はめっぽう強い。
が、しかし、その後が世界のスプリンターの強さだ。
ぐんぐんと大きなストライドで加速した外人選手に抜かれるところを目にした。
今の選手はスタートで歩幅を狭めにとって、ピッチでスピードを出す。
それからストライドを広げて中間走に移る。流れがスムーズだ。
しかしピッチ走法から滑らかにストライドを広げる走りに移行するのは難しいだろう。
これからは、ストライドを後半にいかに広げて第3段階のスピードに達するか、ではないだろうか。
でもこれは非常に高い関門である。サニブラウン選手などはそれにいちばん近い感じがする。
とまあシロウトが好き勝手なことを言っているのだが、こんなことを考えながら陸上を見ているのは楽しいものである。
女子野球マンガイラスト(握りを試す)
女子野球イラスト

今年もイチロー選手のチームと女子高校野球選手選抜チームとの対戦が行なわれた。
女子選手のプレーが年ごとに上手くなっているのがよく分かる。
特にショートの守備で京都外大西の谷選手が好守を見せた。
ピッチャーもやってイチローさんから三振も奪った。
その他、ライトの選手もいいプレーを見せた。
全体的に打撃も著しく向上しているように思えた(素人目にも)。
年々この試合は盛り上がりを見せているので、これからが楽しみである。
イラストは谷選手の守備のスケッチ(似顔絵ではありません)。
連続写真風イラスト(棒高跳び・2)

横から見た棒高跳び。
走力も跳躍力も、上体の強さやアクロバティックな感覚も要求される難しい競技。
私はその昔に竹のポールで跳んだことしかありません(いつの時代の話か、というレベル)。
しかも3m10という、今の世界記録の半分にも満たない記録。
同じ競技とは思えません。まあ遊びでやっただけなので、競技とも言えないのですが。
女子野球マンガイラスト(「やった!」ベンチで喜ぶ)
消えたゴールテープ

女子野球マンガイラスト(センターへ大飛球)
そり跳び(連続写真風イラスト)



女子野球マンガイラスト(初出場の内野守備)
女子野球マンガイラスト(きりっと)

女子高校野球選抜チームと対戦した。
私は途中からBS放送で観戦した。
4-0でイチロー選手の側が勝ったが、
女子選手もすごくいいプレーをしていた。
でもスポーツニュースなどではイチロー選手と松坂選手のプレーしかスポットを当てていなかった。
これはイチロー選手の願いに沿った扱いなのだろうか。
足を痛めても9回まで全力投球したその思いを、報道する側はちゃんと受け止めていたのだろうか。
女子選手たちは三振も取ったし、すばらしいダブルプレーなどもしていた。
もう少し彼女たちの姿を真正面から報じてくれたらなあ、と思ったりした。
スポーツニュースの旧態依然とした女子野球観だけが何だか浮いている感じがしてしまった。
そこで女子野球選手に敬意をこめて、凛々しい感じで描いてみようと思った次第。
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