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助ぶ六゛

楽しかったこと、おいしかったもの、忘れられないこと

バナーヌでござーる

2006年04月16日 | レオのおいしかった
日頃、バナナが黒くなってくるとなんか焦っていやだなあ、それにあの黒い斑点ってなんか不吉なかんじさえする、あの斑点がそのうちつながって「死」とか「舞舞被」とかいう字になったらどうしようと思っていた。
しかし、なんと黒く表れる斑点はスイートスポット(シュガースポット)と呼ばれ、そこに糖分が増えてきている証拠なのだと、昨日友人から教えてもらった。
おお、ということは黒くなったら小躍りものなのではないか、ラララ!
というわけで、今日はそんな甘くなってきたバナーヌでクッキーを作った。
レシピはコチラで
クッキーは他の焼き菓子と比べ簡単なものが多そうだ。これもほんとに簡単だった。
マーガリンをバターにしてもよいし、バナナの完熟度によってはそこにお砂糖をいれてもよい。
お菓子つくりにはもっともっと黒くなっててよいらしいが、待てなかったのじゃ。





助さんが絶妙に”さっくり”仕上げる。
彼は”すっきり”とか”ちゃっかり”とか”ひょっこり”とかも上手だ。



お菓子って出来上がった時の喜びが格別。
ピーピーピー♪というオーブンの出来上がりの音を聞いて胸がキュンとするほど嬉しかった。
コーヒーとともに、焼きたてを食べる。
まさに手作りらしい優しい甘みと香ばしさ。
なくなるのがさみしくて、超スローフードになってしまった。




花籠部屋の塩焼きそば

2006年03月19日 | レオのおいしかった
塩ちゃんこ鍋の素が少し残ってしまって、モグタンは悩んでいた。
「もう一度一人(一匹)ちゃんこをやるには少なすぎるし、どうつかったらよいだすかねえ。
ここはいっちょ、直接親方のとこに行って聞いてみるだすね。
んじゃ、景気づけに
クルクルバビンチョパペッピポ、ヒヤヒヤドキッチョの、モ~グタン



モグタン「親方、久しぶりだすね」


花籠親方「あ、モグタンさん、御無沙汰しております」
モグタン「まあ、そんなにかしこまらないでいいだすよ。
     そうそう、親方。塩ちゃんこ食べただすよ。いい仕事してるだすねえ」
花籠親方「モグタンさんのお口に合って光栄です」
モグタン「でね、ちょっとつゆが残っちゃってどう使ったらいいかね?」
花籠親方「そうですね、麺類に目がないモグタンさんには塩焼きそばなんてどうでしょう?」
モグタン「それいただきだす!じゃあね!」

モグタン「レオねえさ~ん、これで焼きそば作ってよ」
レオ  「はいはい、そうくると思ってたよ」 


干し椎茸、キャベツ、豚肉を炒め、麺もいれて蒸し焼き。
それから、つゆを回しかけるとプ~~ンとゆず胡椒の香りが広がります。
モグタンもその美味しさに夢中になってぺろりと平らげ、
満足そうにしていましたとさ。

無意識の海のタコス

2006年03月17日 | レオのおいしかった

今日の夕飯はタコスもどき。とうもろこし粉ではなく小麦粉で皮をつくり、具もキャベツと、挽肉と玉葱を甘辛く炒めたようなので、”もどきのなかのもどき”です。

こう見えてもどう見えても、私は巻いたり包んだりして食べるものが大好き。
タコスはもちろんのこと、春巻き、レタス巻き、手巻き寿司、餃子、小龍包、肉まん、ちまき、ちまきおこわ、クレープ、~のパイ包み…。
カプッと食べた時にあらわれる断面とか、外側の素材の脇役ならではの味わいとか、或は包みのヒモをほどいていく時の胸高鳴るかんじとか、もうググッときちゃうわけです。

ところで、今日の夕飯がタコスになったこととWBCでメキシコがアメリカに勝ったことはまるで関係ありません。
おそらく朝聴いたラジオのニュースがかかわっているのではないかと思います。
タコスがやたらと食べたいなと思ったのは夕方のこと。いくら好きといっても、さすがに一人暮らしでそんなに頻繁には巻いたり包んだりはしていません。なんで今日に限って食べたくなったんだろう?とフシギに思いました。
台所で小麦粉をこねてあれこれ考えていると、ひとつだけ思い当たるふしが。
それが、朝なんとなく聴いていたニュースでした。
そのニュースではJリーグの結果を伝えていました。そこでふと耳をとめたのは
大分トリジージャ
まるでサッカーに疎く、聴き馴れないその言葉に、私は
トルティーヤ
に似ているなと思いました。
(トルティーヤ=タコスの皮)
それだけ。

ところで、Jリーグに詳しいひとならばお気づきでしょう。
私はこの記事を書くにあたって調べて気づいたのですが、
大分に、”大分トリジージャ”なんてチームはない。
あるのは
大分トリニータ

もうなんかグダグダですが、
とにかくなんの因果か応報か、今夜はタコスを美味しくいただきました。

ちなみに小麦粉のタコスの皮は簡単に作れます。
小麦粉100グラムに塩を少し混ぜる。
       ↓
入れすぎないように少しずつ水を加えてこねる。
       ↓
耳たぶくらいのかたさにする。
(30分くらいねかすとなおよろし)
       ↓
丸く薄く伸ばして片面だけ焼く。
       ↓
    出来上がり

レオ家のお雑煮

2006年01月03日 | レオのおいしかった

年始に名古屋の実家に帰ってきました。駅ビルはミレナリオになっていて(?)、去年のはよくポスターで見るような、オレンジがかった白い電球がベースの門のようなデザインだったのですが、今年は星座をモチーフにし青をベースにした落ち着いたものでした。青白い星が一面に広がっていて、時折図柄が表れて、星座が結ばれるというしくみ。すごく寒いのに次は何の星座だろうと思わず待ってしまうようなそんな時間をもらいました。写真を撮った時に獅子座が表れてラッキー☆
”昔のひとが星座をつくりだしたのは星が怖かったから”と誰かが言っていたのを聞いたけれど、たしかに星座が結ばれた瞬間、星(ここでは電球なわけですが)がなんとなく親密に感じられました。


さてさて、レオ家のお雑煮。1日目はおすましにナルト、小松菜、大根、角餅。最初餅の下に沈んでいたナルトを上にあげてパチリ!レオ母も「あらま、ナルトがあがるとちがうわねえ」と笑う。さっぱりしていて新春のさわやかな気分に合うお味。


2日目は京風の白みそに里芋と大根、丸餅。みんな同系色で上にあげるものがないままパチリ!このお雑煮につかう白味噌はかなり甘みがあるのだが、私はこのとろりとしたお雑煮が好きだ。里芋もさらにほっこりして美味しい。


ちょっと前までは日によって変えたりせず、レオ母の母の味であるお醤油ベースのお雑煮を作ってくれていたはずなのだが、なんだか興味がわいたらしく、いろいろトライしているとのこと。変なとこで凝るタイプなのだ。
まあとにかく、母の作ってくれた料理はいつもいつまでも食べられるわけではないのでよおく味わって食べましたとさ。
それはそうと、おやつにだしてくれたヨーグルトとコーヒーはすごく相性悪かっただすよ。

せきちん的には今日も誕生日

2005年12月18日 | レオのおいしかった
こんにちは、食いしん坊万歳のレオです。今一番興味がある食べ物は有珠まん
さて、一ヶ月前の11月18日はレオの誕生日。ちなみにこの日はサントワバニーの宿敵ミッキーマウスの誕生日でもある。
さてさて、”生まれた日の前後半年が誕生日だ!”と信じるせきちんの意見には賛成だが、それだとちょっとけじめがつかないからと、18日に助さんが祝ってくれた。
新宿でずっと好きだったブランドの指輪をプレゼントに買ってもらい、もう浮き足立つレオ。それから助さんの背広をみるため銀座へ。
「おなかすいたね、飲茶でも食べよっか?」
という助さんの提案により、名古屋から進出してきた小龍包の美味しい店上海湯包に入る。夜はいつも行列ができていて入れないのだが、金曜のお昼ちょっと過ぎということで、すんなり入れる。やた!
ランチは麺と小龍包、デザートのセット。麺は何種類もあるメニューから一つ選ぶ。私が夢中になって選んでいると、助さんがとつぜん
「あぎゃあっ」
という声をあげた。めったに動じない童子の助さんがそんなふうになるなんてめずらしいこと。どしたの?と聞いても青ざめながら自嘲的な笑みを浮かべるだけで教えてくれない。まあ、のちのちわかるだろうと思い、あえて追求しない。
私たちは担々麺と酸辣麺をそれぞれ頼み、お腹を満たした。麺は多すぎずちょうどいい量で、小龍包は皮が薄く、中身もとてもジューシー。


それから背広を見たりお茶をしたりして、夕ご飯の予約の時間までぶらぶらする。
そして、連れて行ってもらったのが過門香。落ち着いた照明の空間が、透かし彫りの仕切りでひとつひとつ個室に分かれていてとてもよい雰囲気。素材が厳選されているとはまさにこういうことだとわかるような美味しいメニューが、食べるペースに合わせてゆっくりでてくる。なんとも贅沢で味わい深い中華料理。私この夜を絶対忘れな…あれ?昼も中華だったぞ!
そう、助さんのあの昼の動揺は、夜も中華なのに昼も中華に誘ってしまったためだったのだ。
そんなこんなで一日かけた中華料理コースの最後に、「お誕生日おめでとうございます!」と突然店員さんから出されたデザートは

一瞬、あんまり自分が浮かれてたから、誕生日であることが店員さんにもばれてしまったのかと思ったのだけど、もちろんそんなわけはなく、助さんの演出だったわけで。ポラロイドで写真をとってくれるサービスまでしてもらって、いやはや、うれしかったです。デザートも美味しく平らげて、最後にチョコの文字を部分的にけずって
”Happy Sido Yuko"(ハッピー獅堂・結子)
として、店員さんの反応を二人で待っていたのですが、なんなくサラリと下げられて、二人で自嘲的な笑みを浮かべお店を後にしたのでした。(いや、きっと厨房では『中村獅童と竹内結子がきてた!」と大騒ぎになってたはずだ!)


バンバンキムヂー丼

2005年12月05日 | レオのおいしかった
仕事からの帰りの電車で、おなかをすかせた私は考えていた。

今、冷蔵庫の中には、先日まとめ買いして、早く調理するか冷凍するかしないといけないたトリムネ肉と、キムチうどんが食べたくて買ったキムチの残りがある。そういえば、ゴマペースト、しばらくつかってないな。
よし、トリ肉のキムチソースがけみたいなのをつくろう。

今日は帰りに新宿に寄ったので、いつもより時間がおそく家についたのは10時。小麦粉をまぶしたトリ肉をよおく熱したフライパンにのせたら、もう炊きあがったご飯を少しよそってにキムチと一緒にほおばってしまう。そりゃおいしいさ。

すごく分厚いお肉だったので、表面を焼いたら蒸し焼きにする。つまみぐいをして少しおちついたので、キムチにゴマペーストで和えてみる。どんな味なんだろ。なんとなくお醤油をくわえて、味見。
おお、これはまるでバンバンジーのソースみたいだ。でも、酸っぱ辛いキムチが効いてていい感じ。
それを少しお湯でのばしチンして、焼き上がったトリ肉にかける。
わきにご飯をよそって、カフェ丼ぽくしてみた。
うん、なかなか美味しい。
さらなる皮の香ばしさとお肉のふっくら感があると、
もうちとパンチのあるメニューになるはず。
あと、浅葱をちらしてレモンを絞ったりしても合うかもしれない。
そしたら空腹時の助六に食べさせてあげよう。


珍獣飴

2005年11月05日 | レオのおいしかった

私たちがその珍獣と出会ったのは、今年の夏のことでした。
場所は今話題のIT社長らが集う六本木ヒルズにある森美術館。
そこでは中国の、おもに唐の時代の美術と現代美術の展覧会が開かれていました。
ちょうど唐の美術品の最後の展示室にはいったとき、私は思わず”あっ”と声をあげてしまいました。
そこにはガラスケースにはいった小型犬くらいの鎮墓獣がいて、そのビジュアルは今まで見たこともないくらい、イカしていたのです。
ほのかに赤みがかった白い肌に透き通ったブルーアイズを配した顔は西洋のかほりムンムンで、耳にはピアスの穴(ヒゲダッテミゴトダゼ)。本来ならば角を生やしているはずなのに、なぜか頭には蓮のつぼみ(ナンカソレメデタイ)。体にちらばる水玉模様(ナンカソレオシャレ)。長いしっぽを一度前にもってきてから、からだに沿って後ろに流すクセ(マエカラミルト”アレ”ニシカミエナイゼ)。コマネチも夢にまでみた見事な珍獣座り(マヨワズ10テンアゲチャウゼ)。
もしミュージシャンを志し家出した息子がこんなふうになって帰ってきたらどうしたもんでしょう。

そんな出会いを経て、珍獣は私たち”チーム助六”に入ったのですが、そんな珍獣からこの前コレクトコールがありました。

もしもし、レオです。
「おす、珍獣である」
あっ、珍獣!久しぶりだね。確かあの展覧会はアメリカのほうに巡回したはずだよね。どうよ、そっちは?
「それはそうと、レオに報告しておきたいことがある。今度栄太楼とコラボレートして我が輩の飴を発売したのじゃ。」
そ、それはそうとって、おい…

まあ、とにかくそんな驚きの報告を確かめにちょうど杉本博司展に行きたかったので、再び森美術館へ。
あった!!!!!

味はミルクティー。缶も気に入ったし、味もよいので、また飴だけ買っていれかえよっと。

展覧会じたいも大変おすすめですので、まだの方はぜひ!

一日寝かせてカレーうどん

2005年10月24日 | レオのおいしかった
日曜に助さんと、カボチャにアスパラ、人参、玉葱、エリンギ、茄子、豚肉と揃えて秋の七カレーをつくりました。
カボチャは煮くずれすぎないように、アスパラはその歯ごたえを失わないようにレンジで火を通して、後からくわえました。
お鍋は煮込み料理の強い味方、ルクルーゼ!

美味しかった~。食べ始めたときにすでにおかわりしたくなりました。ほんと、なんで日本人にはカレーがこんなに馴染んだんだろうね?とかふたりでモソモソつぶやきながら食べました。

そしてカレーをたくさん作ったときの楽しみといえば”一日寝かせたカレー”ですよね。


ジャーン!カトキチの冷凍さぬきうどんをつかって、カレーうどんにしてみました。おなかペコペコだったので、玉子も落として月見にしました。でも、うどんのお湯はしっかり切ってカレーをかけたので、カレーうどんというよりは、インディアンうどんって感じ。いやあ、このコクはいったいどんな小人のしわざなんでしょう。ごちそうさま!

ああ、助さんのくやしがるギリギリという音が聴こえてくるようぢゃわ。