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人生の裏側

人生は思われた通りでは無い。
人生の裏側の扉が開かれた時、貴方の知らない自分、世界が見えてくる・・・

人は夢を二度見る

2023-12-17 09:41:40 | 覚醒
又々、懲りずにあっちの坂道からお題を拝借しちゃいました。
だって、私のためにあるようなのが多くて!...
でも、内容は元のものとは直接関係ありません。あくまで”人生の裏側”に即しているのです。...

私は夢を二度見たことが何度もあります。
大体、最初の夢は悪い、コワイものが多いです。
例えば、ヤバそうな人に追っかけられて、追い詰められて、いよいよピンチという時に、あるヒラメキが降りてきて、”大丈夫だ、だってこれは夢なんだ!”、って気が付くのです。
そおして、目が覚めて、朝です。”ああ、良かった、夢かあ!”、と家でノンビリ朝食を取っている...そこへ、自慢の美人の奥さんが、”あなた、コーヒーのおかわり、いかが...”なんて声をかけてきたりして...
ところが、そこで、どうもオカシイことに又気が付くのです。
”誰だ、君は?、”かっきー”か、”よだちゃん”か?...私は結婚なんてしてないぞ!、それにこの私に不相応な白い大きな家は一体どこなんだ?”、と。
”ははーん、これは二度目の夢なんだ!、今度こそホントに目覚めなきゃ!”、と、ほとんどはそこで”本格的に”目覚めるのです。三度目の夢は見たことありません。今のところ。それは多分無いでしょう。
つまり、夢を二度見るということは、二度目覚めることでもあるのです。
これが感じられる人は、この何がホントだか分からない、幻想に満ちた現実世界から目覚められる、かもしれない...こういうことをスピ界では”覚醒体験”とか言っているのです。
これは、文字通り”目覚めた!”、という強烈な感覚を伴っているのですが...
だが、待てよ!...インド哲学では、この世界は幻想だと説いているし、その、覚醒したこと自体も、ホントはアストラルだか、エーテルだかの中途のレベルのものかもしれないし、本当の目覚めた世界かどうかは、ホントは分からないのです。
もし、そこに信じ難いもの、疑わしきものが感じられるのなら、真実に目覚める可能性はあるでしょう。
しかし、そのように否定しようとする意志が及ばなくなってしまったら、言い換えれば、そういう思考機能が後退してしまったなら、それを確かめるにも、為すすべは無いでしょう。
その上、そこに至福というものが感じられるのなら、そこから覚めようとも思わないのではないでしょうか?
”そいつは夢だ、現実に目覚めなきゃあ、ダメだ!”、とガンバル大人は言うかもしれません。
だけど、そうやって、毎日毎日、シンドイ思いして、終わりなき日常を送ることの方が夢かも知れないのですよ。
朝、目覚める...そして、”あの苦しい思いは夢のように消えてしまっている!”と感じたことも何度もあります。
それは、すべてが新しくて、幸福な朝なのです。これはどうも夢の続きらしい...
そう、夢から覚めても幸福感が続いている...
もはや、夢でも現実でもいいではないか!...人生が夢なら夢でもいい!
ツラい現実は覚めることが出来ます。覚めたそこにはあの幸福があるのです。見てる現実はそのままでもその本来的幸福は感じられるのです。
これは、夢か?...そうとしたら、二度目の夢に違いない!
一度目よりもずっとリアルなんだから!...
人は夢を二度見る...





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私を消し去る?

2023-09-03 09:00:30 | 覚醒
例の反面教師が覚醒、空になることについて、何か書いておりました。
空になるとは、私という思いの集成である記憶を消し去ることなんだ、とか。
それは、事実上私そのものを消し去ることでしょう。
この人が何十年にも渡って師事してきた、五井先生との縁も?
こういうことを平然と書いているということを見ると、一体この人は五井先生から何を学んできたのか、と思いたくなりますよ!
まあ、そんなこんなもすっかり消して、空の境地に幸福を見い出そうとしているのでしょう。
一体、誰が?...幸福に感じる誰が居るというのか?
私そのものを消し去るということは、幸不幸、善悪も、愛も、安らぎも無い、否、生まれることも死ぬことも無い、全くの生ける屍、故.エンライト氏が言っていた、廃人の道を意味するものなのです。
空になるとは、記憶を消してゆくこと...何故自分が為そうとする思いから抜けきらないのでしょうか?
この人は結局、ずっと神的なものとのリアルな関わりを持つことが出来なかったのでしょう。
思い、為そうとする自分を超えた、恩寵の世界...
又、短絡的に私を消さねばならない、と思ってしまうことは、思考次元を超えた純粋意識の次元に目覚める私そのもののことを全く理解していないようです。それは、決して消し去ることの出来ないものなのです。
何故消し去らねばならない、などと出来もしないことを考えるのか?
それは、今まで仮のものに過ぎないと思われたものが、真なるもの、真我として感じられるようになる、というだけのことではないでしょうか?
自然に成されることには、何一つ否定さるべきものは無いのです。
一体、どうやって私という記憶を消し去ろうというのでしょう?
神の力によって?...いや、隙あらば人間の魂を抜き去らんとかかる、虚無の霊、否定の霊によってであろう。私は近年、こうしたものの暗躍を随所に感ずるところがあります。
もっとも、この御仁、そういう抜き差しならぬ世界に現実に足を踏み入れようとしているのでなく、頭の中でああ思ったり、こう思ったり、どうにもまとまりの付かない状態にあるようです。
私の記憶とは、個性を通じて表れているという...つい、こないだは、“審判“が行われると、個性の存続が出来なくなるから、覚醒しないとならない、とか言っていたではないか?
もう、何が軸になっているのかサッパリ分かりません。
大体、何十年間もボーッと信仰生活をしてきた人間が、にわかに“覚醒、覚醒!“と熱病にウカされたように、トラワレだすこと自体、マトモなことじゃありません。
無知なままの、生半可な態度で、神との一体化といったことから切り離された、覚醒体験に足を突っ込もうとすることなど、頭の中で迷っているならまだしも、廃人、宇宙のチリとなるより他ないでしょう。
私は、罵詈雑言ばかりをこの人に浴びせている訳では無いのです。それはこの度のコロナで懲りました。
どこかで、この人の天命の全うされますように、と祈らされているのです。
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実存に目覚める

2023-08-25 09:26:57 | 覚醒
前回の記事で、肝心なことに触れるのを忘れていました。
あの反面教師の戯言のことですが、“ワクチン打たなくても、塩でも直ると信じれば直る!“、とか言う、相変わらずのバカ.ノーテンキなこと...
いや、そおじゃなくて!...いつも自分にマイナスになるようなことにはほとんど触れなくて、如何に自分を正しく、高くみせようとしていたこの御仁が珍しく、コロナに感染したというありのままのことを報告していたことです。エライ!...そうじゃなく、それが普通に当たり前のことなのです。
前にも書いたように、ありのままということは、“自分がそうならなければ!“、ということでなく、思いを超えた光に照らされるならば、そうならざるを得ないということなのです。
そしてそうなれば、精神的目覚めに与らざるを得ない!
他人が言っている言葉、宗教、カルトの教えなどに信従してゆくだけの、主体性を欠いた、他への依存するだけの在り方から自由になること...それは、自己実存に目覚めることに他なりません。
“それは、神的なものに依存、支配を受けることではないのか?“...いや、自由、主体性、実存といったことは、そうなってみて初めて“直“に感じられることなのです!
覚醒に与る運命にある人というのは、徐々に実存的な方に目覚めてゆくのが普通でしょう。
誰でも最初は、ある教師などに共感し、影響を受けながら求道、探求をするものですが、それはそれとして、そういう人はある時節において、そういう段階から離れることになるものなのです。
だから、宗教の狂信者やカルト思考などの人が目覚めるに与ることはほとんど無いと言っていいのです。彼らは“バク睡“している故に!
その実存への目覚めを促すもの...それが見えない導きというものでしょう。
少なくとも、私にはそういうもの無しには考えられないものを感じています。
私か精神的な道を求め始めて、しばらくは五井先生に心酔していて、その影響の下に道を歩んでいたのです。
しかし、ある時期突然、普通に、当たり前に人生の苦しみ、悲しみ、喜びを感じるとはどういうことなのか?...そして、五井先生の“消えてゆく姿“などの教え、ただ霊界の存在などを信じるだけの在り方に、“現実のリアリティ“というものから浮いたものを感じ始めたのです。
自分自身がそういうものを感じずして、一体誰の人生なのか?
これが実存の目覚めの契機となったのは間違いありません。昭和53年秋のことでした。
それまでもある導きみたいなものを漠然と感じていましたが、そしてそれからは、一段と深みへと入り、翌年からはそれはより確かなものになって行きました。
それは、声なき声で盛んに“お前はどう思う?、どう感じるか?“と実存に目覚めることを促しているようなのでした。
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すべての私の始まり

2023-07-03 08:53:36 | 覚醒
夜中、眠りから覚める...目覚め。
その直後はまだ意識が微睡んでいて、しばらくすると...
毎度、そうなる訳じゃないけど、いや、本当に、ホント~に、新たに始まったという感じになります。
祈りをする、瞑想をする?...
いや、そうじゃありません!...そうしようとしなくても...
祈らされている。瞑想させられている...そういう意識状態になっているのです。
それは、現臨にある状態と言ってもいいし、上よりのすべてを見透すような光の照明を受けている状態と言ってもいいのです。
要するに、ここで精神的、スピ的なことを説明してきたことが、すべて包括されるようなことになっているのです。
そう、思いを超えた神的なものと共にある状態。
ああ、もう他に何を望もうか!...ここから離れてどこへ行こうというのか!
神秘体験?、覚醒体験?...ここに目覚めているではないか?!
私が居て、目を覚ますのではありません!
誰かが何かを始めたら、そういうことになるのだろうか?
いいや、神が在る...それがすべての始まりなのです!
しかし、毎度のことながら...
又、しばらくして、一思いが過る...思いが巡らされる!...
ああ、又迷いの、流転の人生が始まるのだろうか?
これが浮き世の定め?
いい夢から覚めた?...そおじゃないってーの!
そこから離れることが睡眠、催眠状態に他ならないのです!
離れなければ、いつでも目覚められます!
その状態に帰ることが出来ます!
それが私の本来の状態ということが分かっているから!...



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絶対的なこと

2023-06-10 09:36:06 | 覚醒
何度か書いていることですが、所謂覚醒体験について改めて書いてみます。
覚醒というのは、読んで字の如く、眠っている状態、夢見の状態から目覚めるようなことです。
言い方を変えれば、それまで眠っていた意識が目覚めることとも言えるでしょう。
その意識のことを思考マインドとごっちゃにされている意識と区別して、”純粋意識”と言ったりするのですが、何度も言っているように、思考に閉ざされた状態とそれから自由になった、超えられた状態の違いが明らかにならなければ、覚醒とはどういうことなのか理解することが出来ないし、そもそもそういう事象も起こり得ないでしょう。
そういうことが起こって(起こるのです!、自らは為し得ないのです!)初めて分かるのです!
如何に思考マインドによって自分自身も、その見て、思い、感じている有り様すべてが支配されていた、ということが!
そのほとんどが自分の外部からの、他者からもたらされているものなのであり、人からの、世の中からの”こうである、こうあらねばならない”、という思いに操作、支配され続けられていた、ということなのです。
六道輪廻に縛られるという...輪廻という表現を使えば、こうした外からの思念に翻弄され、支配され続けている心的状態がそうだと言えるでしょう。
そこには、そうだと信じ込まされ、思い込まされていることばかりがあるだけで、何一つ確たる、不変、普遍のものなど見い出せないのです。
そのことに疑問、苦しみを感じられる者はともかく、自らそうした外からの思念に隷従してゆく心的態度、たやすく、強固に”ハマる”人というのは、その状態を自ら正しいと思い込んでいる故、そこから抜け出すことはとても困難なのです。
だから、狂信者、妄信者ほど精神的目覚めから遠いと言うのです。(これに関し、”近い将来、最後の審判のようなことがあるので、覚醒しなければならないのです!”などと人からの情報に煽られているような者など、全く笑止千万という他ないでしょう!)
このように、人が、世の中がそうだ、と言っていることに何一つ絶対的なことなど無い、と言っていいでしょう。”信じる、いや信じない”、といった思念の果てしない流転の世界で行われているだけなのだから!
絶対的なもの、不変なるものとは、あなたの内にあるのです!
いや、如何なる意味でも絶対的という言葉は使うべきではないのかもしれません。それがすべての混乱の元なのかもしれない!
それは、そういうものを目の当たりにした時、あなたがどう感じるかということにゆだねられるものなのでしょう。
感じるのはあなたしかいないのです!
そうそう、私がここで言っていることも、数多の他人が言っていることと同じなのですよ!
SNSを開けば、似たようなこと言ってる人沢山いるぞ!
何を聞き、理解しようが、あなた自身が感じなければ、絶対に...”ダーメ!”
これが絶対的なこと?!
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