太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

砂糖断ちしたら

2024-03-18 07:34:47 | 日記
10日前に、砂糖断ちをした。
右腕にできたエグゼマ(湿疹)が、なかなか治らない。
これは2年前に太ももを中心にしてできた湿疹と同じもので、素人判断でリングワームだと思って、感染しないように朝晩しっかりシャワーを浴びて、固形石鹸でよく洗い、1度着たものは洗濯し、1本1500円もするクリームを塗っていたのだが、治るそばから新しいのができた。
思い余って皮膚科に行ったら、チラ見1秒で

「エグゼマだね」

と医者は言い放ち、加齢による乾燥で発生するものだということを得意げに付け加えた。
もちろんそれは感染はせず、固形石鹸で洗うなどもってのほかで、保湿性のある液体ソープで洗い、必ずあとで保湿をすること。
私はその反対を一生懸命やっていたのだから、治るはずがなかった。

加齢と言われておもしろくはなかったが、ソープを替え、保湿もしっかりしていたら、おさまった。
が、たまにいい加減に保湿をすると、出てくる。
出てきたときは、例の薬クリームを塗ると治る。

それが最近、腕にできたのが、治らない。
クリームを塗ると、余計にその部分が盛り上がったようになって痒くなる。
そんなとき、砂糖断ちをしたら肌がきれいになった、という話を聞いた。
腕とはいえ、肌には違いないので、やってみることにしたのだ。


砂糖断ちといっても、料理に使う砂糖はカウントせず、土曜日に夫が日本食スーパーで買ってくる「みたらし団子」や、「大福もち」や、砂糖のかかったおせんべいをやめた。
職場で誰かが持ってくるドーナツやケーキなどの甘いお菓子もやめた。
夕食後の口寂しさには、固い醤油せんべいの小さいのを1枚、ゆっくり食べる。

ところが、砂糖断ちを宣言した日、職場にくる日本人のツアーガイドさんから、かりんとうをいただいた。
黒糖や白いのが混ざった、上品なかりんとうは私の好物。
「あぁ、なんで、今・・・・?」
私の周囲に、かりんとうの美味しさがわかる人は皆無で、私は泣く泣く、手を合わせながら捨てた。

そうしたら、定期的にハワイを訪れる友人が、山陰地方の銘菓を持ってきてくれた。
求肥の入った、これも私の好物。
日本からわざわざ持ってきてくれたことを思えば捨てられるはずもなく、冷凍庫の奥深くに入れて、晴れて解禁になるときを待つ。


あれから10日たった。
甘いものが無性に食べたくなるのは、3日目ぐらいまでで、そのあとは少しずつ慣れていく。これはたぶん、食べる癖がついていただけなのかも。
腕の湿疹は、ほぼ完治。
これが砂糖断ちによるものか、ただ治る時期だったのかは不明で、なんともいえないのだが、もう少し続けてみようと思う。