昨日は石川県立自然史資料館で
自然史講演会があったので行ってきました。
講師は県立大名誉教授の上田哲行先生、
テーマは「虫けらなんてなんで守るの」と題して
アカトンボとイカリモンハンミョウの調査研究から
見えてきた講演内容で、この小さな生きものをどう守っているか?
というのが今後のテーマとして取り上げられていました。
私も自然観察会を行っているので、
上田先生と共感できる思いが大きかったです。
会場にはイカリモンハンミョウの標本も置いてあって
トンボや虫を詳しく調べている5年生の男の子と
一緒に眺めながらおしゃべりをしました。
昆虫も野鳥も種類は違っていても、
人の生活の中で追われている立場。
人間たちの経済のために小さな命をこの星から消してしまうことは、
自分たちにとっても大きな損失なはず。
人がどんな生き方を選択していくのか、
手遅れになる前にもっと真剣に考えていくべきでしょう。
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