今年も日本野鳥の会の全国総会に出席してきました。
久しぶりの遠出、北陸新幹線も開通してほっ。
しかし、東京駅から京葉線乗り場までが
こんなに遠かったっけ?ひたすら歩く。
やっと海浜幕張駅に到着してほど近い場所が会場です。
北海道から九州まで約100名が集まっての会議、
野鳥保護をテーマに、財団からと各地からの
報告や提言がありました。
午後1時から5時半まで次々に報告があり、
集中して聞いていたのでけっこう疲れました。
6時過ぎからは懇親会を兼ねた夕食タイム、
全国のみなさんと話し合う時間が夜遅くまで続きました。
何と言っても今回の一番のテーマは、
日本全土に次々に立てられる風力発電の脅威でした。
NHKニュースで流れたオオワシが風発にぶつかり落ちる映像や
風発が原因で、クマタカが営巣を放棄した報告、
イヌワシが姿を消したという報告、
ドイツでは3日間に500羽が落鳥した調査結果もあるそうです。
縦横無尽になおも建設され続けていく風発は、
どれだけの野鳥たちの命を奪ってしまうのか?
私たちも石川で要望書を出していますが、
野鳥たちの生息環境を守るために何をどうできるのか、
思案と手探りをしながらの日々となっています。