陶子の心の窓

今日わたしの心の窓は開いていたかな?あなたはいかがでしたか?

新商品の発泡酒から派生してまたまた考えごと

2018-03-18 05:57:33 | 日記
先日スーパーでお買い物をした後、買った品物を袋にしまっていたら、感じの良いおねえさんが「キリンの新商品です、どうぞ」と。

『本麒麟』という発泡酒です。



平日のスーパー、まして午前中で人が少なかったので歩き回ってあちこちのお客さんに配っていたのでしょう。
それにしても、今はこんな風に実物を配っちゃうんですね~。



その数日後には、サッポロビールでも駅の構内で新商品のPRで何か配っていたようです。
そのブースにたくさんの人が行列していました。

私の推測ですが、今はテレビ離れが進んでいたり新聞をとらない家庭が増えていて、広告の打ちようがないのではないでしょうか。
広告自体はなくならないけど、それだけでは今までより対費用効果が得られていない。

だから、街でイベント的に新商品のプレゼントをするのでは。。
行列ができるとよけい目をひきます(石田衣良さんの小説『波の上の魔術師』を思い出しました)。

さらに、人は何かをもらえるとうれしくなるし、ひいき目もでてくる。
そんな心理状態で「もらっちゃった!」「これすごくいい!」なんてフェイスブックやインスタグラムにアップしてもらえると、商品の画像が拡散されますよね。

広告を出すことに費用をかけるより、その費用の一部を実物をプレゼントすることにまわし、実際に試してもらう。そうすれば商品をもらった人から身近な人にその商品の良さを伝えてもらえるのです。

デパートや服屋さんなどで買い物をすると、そのお店に行く前に買った袋を「そちらもおまとめしましょうか?」と言われることありませんか?
あれも、宣伝効果をねらっていると思うのです。

「○○デパートでこんなに買い物しました」って。

以前は流れにまかせて「じゃお願いします」と言っていましたが、家に帰ってから膨大な(←おおげさ)枚数の袋を処分するのが後ろめたくなってやめました。
いまは隙あらば「テープだけでいいですよ~」と言うこともあります。

・・まあ、あんまり世の中のことを否定的に見るとつまらなくなってしまいますが、ちょっと斜めに見ておくことも大事かなと思うのです。
「このくらい」と自分ではほんとは気に染まないことでも、続けているうちに鈍感になってしまいますから。

とはいえ、冒頭の発泡酒は昨夜ありがたくいただきました☆
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