広島県から、竹田吉宏さんの乗船でした。
沖縄県、読谷村、都屋漁港の真生丸は
12名乗船可能な、乗り合いの遊漁船です。
2名様から出港します、1名様の予約は受付出来ません。
この日は、半日コースで出港、小さい魚はたくさん釣れて、
最後はアカジン(スジアラ)のヒットでした。
竹田吉宏さんです。

釣った本人はアカジンを知りませんでした。
アカジン(スジアラ)は沖縄県の三大高級魚です。
高値で取引される事で有名です。
アカジンは、サンゴ礁の多い場所でヒットの確立が高いです。
多くは、グルクンを泳がせて釣ります。
数多く釣れる魚でも無く、アングラーはアカジンが釣れたら大満足します。

沖縄県の県魚(グルクン)をサビキ仕掛けで釣り、
グルクンが釣れ出したら、泳がせ釣りでアカジンを狙います。
真生丸のアカジン狙いは、半日コースで1名様1万円です。
2名様から出港します。
アカジン狙いは今時期から11月後半まで。

沖縄県はゴールデンウィーク頃から釣果が良くなります。
県魚のグルクンが釣れ出すと釣りシーズンの到来です。
アカジンは毎回釣れるほど、簡単に釣れる魚ではありません。
アングラーはアカジン釣り方に工夫をします。
我先にヒットしたい気持ちは当然ですが、
仕掛けに工夫をしないと、思うようには釣れません。
アカジンはハリスを見ると言われてます、
ハリスに敏感な魚とも言われてます、ハリスが太いとヒット率は低くなります。
仕掛けのハリスを細くするほど、ヒット率は高くなります。
ハリスはフロロカーボンの14号が適正ですが、
その他の大物がヒットすると切られます。
痛しかゆしのハリスの細さですが、16号が無難な太さでしょう。
仕掛けの棚の取り方にも工夫が必要です。
海底から3m~4mが理想ですが、
泳がせの竿を置いたままより、仕掛けを常に上下させる釣り方が良いのです。
超スローで巻き上げるとヒット率は高くなります。
水深2m~5mを上下させる釣り方は効果的です。
生餌さの針は目掛け、背掛け、口掛けなどありますが
真生丸の場合は、常に背掛けです。
生餌さを背掛けにすると、生き餌が良く暴れます。
暴れる生き餌を上下に動かすイメージでアカジンを狙ってます。
オモリは80号を使ってます、それより重いと
生餌さが思うように泳いでくれません
オモリをそれ以上軽くすると隣の仕掛けとラインがマツル事が多くなります。
ハリスの長さは2m。それ以上長くする必要はありません。
水深が浅いので2mで十分な長さです、
アカジンのヒット率の高い水深は30m~50mです。
その水深のサンゴ礁の周りにアカジンは居ついています。
釣れた場所では何度もヒットします、
数日後も同じポイントでヒットするので
釣れたポイントは記録した方が良いでしょう。
アカジン狙いならガチガチの硬い竿は時代遅れです。
細くて柔らかい竿が良いでしょう、長い竿ほど良いです。
今回の動画の竿は、アカジン向きではありません。
カンパチ狙いでアカジンがヒットしたのです。
動画も投稿しました、ご覧ください。 ここから
昨年のシーズンは アカジンが毎日の様にヒットしました
でも、アカジンは毎回釣れるほど、簡単に釣れる魚では無いですよ。
釣れるポイントをマークして、
アンカーを投入して、同じポイントで狙う。
それを徹底的にトライした成果だと思ってます。
真生丸のアカジン狙いは、港から30分の距離です。
移動時間が短く、半日コースでも十分に釣りを堪能出来ます。
真生丸のホームページはここから