親和会

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認知症のあれこれ

2014年05月18日 17時40分16秒 | サロン関連資料

                 認知症のあれこれ      平成25年12月21日 

                           柳沢先生 

1・認知症とは?

 脳の働きが落ちて知的活動がうまくいかなくなった状態を指す言葉です。

 アルツハイマー型、脳血管性、レビー小体型他色々なタイプがあります。

 現在300万人以上居るとされています。 他に軽度認知障害(認知症の全段階)が65歳以上の5%にあるとされています。

 

2・認知症の中心となる症状は?

 記憶障害 : 最近の記憶から失われる 昔の話ばかりする

 判断力低下:時・場所・人が解らなくなる

 理解力低下;計算力低下:

 感情の変化:怒りっぽい、うつ的、いつもにこにこ、感情失禁

これらは年齢とともに誰でも低下しますが、社会生活に大きな支障がでた場合が認知症です。

 

3・治る認知症がある

 前回の講演で話した様に色々な病気があり、検査を受けることが大切です。

 

4・認知症かどうかの判断は?

 物忘れは繰り返すか?重要な内容か?悪化していくか?あとで気が付くか?

 長谷川式スケールも参考になります。

 

5・認知症にならないための生き方は?

 脳血管性認知症は動脈硬化が原因、動脈硬化を起こしにくい生活習慣が大事。

 糖尿病の人もなり易い。 アルツハイマーの予防は難しい。

 性格と生活習慣も大きく影響する 人と良く話す・くよくよしない・良く出歩く・手を動かす・自分で出来ることは人に頼まない。

 

6・認知症の人との付き合い方は?

 相手の立場で、相手の目線で、相手をばかにしない、認知症でも人格がある

 すぐに否定しない。認知症の人はプライドが高い。

 

7・認知症の薬とその効果は?

 アルツハイマー型ではアリセプト・メマリー等の薬がありますが。進行を遅らせる程度の効果です。

 

8・増え続ける認知症と少子高齢化 地域として自治会として出来ることは?