しるぼの独り言。。

三重県四日市市でしがないパソコンインストラクターしてます。コメントはブックマークの足跡帳にどうぞ(*^-^*)

今日で11月も終わり

2008年11月30日 | 季節の挨拶
残すも今年もあと1か月。。
そろそろ紅葉も終わりですね。。
昼間は小春日和で比較的暖かい日もありますが、コートやマフラー、手袋が欠かせません。
師走という名の通り、先生だけじゃなくてみんな走り回ります。。
というか、いつもと変わらないかもしれないんだけどなぜか気持ちだけは忙(せわ)しくなります。
店頭では、クリスマスとおせちの予約の案内が目につきますね。
各地では、ライトアップされ、寒い夜を照らし出し、心をあったかくしてくれます。
忘年会の季節。今年1年を食べて飲んで歌って忘れられたらいいですよね。
今年は年末になって慌てないよう、徐々に掃除し、元旦になって急に考えなくてもいいように来年の計を考えておこうかな(^o^;

予定調和 Pre-established harmony

2008年11月30日 | パソコンインストラクター
MOTインストラクション研修で、「予定調和」という言葉がよく出てきます。
調べてみると、ドイツ・ライプツィヒ生まれの哲学者・数学者ゴットフリート・ヴィルヘルム・ライプニッツが形而上学説モナド論(モナドロジー)において提唱した考え方といのはわかったんですけど、ウィキペディアでそのモナド論の説明を読んでみたけどさっぱりわからない(´ω`;)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%88%E5%AE%9A%E8%AA%BF%E5%92%8C

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B4%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%97%E3%83%8B%E3%83%83%E3%83%84

本には下記のように書いてあります。

講習は現実の世界で展開される

成果物を作成する際、予定調和で作成された成果物は評価の低いものになる可能性がありますので注意してください。予定調和とは、数学者・哲学者であったライプニッツが唱えた学説で、簡単にいうと「すべての事象は、同じ結果になる」ということです。多くの映画では、主人公が幾多の困難や試練を乗り越えながら目的を達成するという結末が決められており、物語はその結末に向けて展開していきます。これが予定調和なのです。
講習の基本はある機能や操作を全員が理解することなので、予定調和のようにも思えますが、現実の世界において、全員が同じように理解するとは限りません。作成したストーリーボードをこのような観点から見直して下さい。あなたが説明する機能や操作を全員が同じように理解できることを前提に講習が進められていませんか。「なんだかよくわからないな」といった表情をする人がいることを想定してますか。
講習は現実の世界で展開されていますので、筋書き通りには進まないものです。ストーリーボードを作成するときには、常に現実の受講者があなたの目の前にいることを忘れないで下さい。そしてそこにいる受講者の理解度は同じではないことを意識しておくことが重要です。

つまり、ここでいう予定調和とは、全ての受講者が同じ理解度のもとに学習が進行している前提で書かれたストーリーボードを指しています。実際にはほとんどあり得ないことです。
MOT教科書 MOT2007完全取得ガイド 古賀昭(こがあきら)氏著 翔泳社発行 P181~182から引用

難しい内容はとにかく、英語でどういうのか調べてみたら"Pre-established harmony"というんだそうです。
http://en.wikipedia.org/wiki/Pre-established_harmony

一般的に「予定調和」というと。。

これが転じて、小説やドラマなどの物語世界において決まった結末が定められ、物語がその結末へ向けて収束する事を予定調和と呼ぶようになったようだ。
ミステリー小説においてはどのような形であれ事件は解決し、恋愛小説においては何らかの恋愛が成就する……というように多くの物語では一定の結末を迎える事が約束されており、何らかの予想可能な結末を迎える事になる。そのような意味から考えれば、物語は広い意味での予定調和の上に成り立っていると言えるだろう。
ただし一般的には、時代劇において悪代官や腹黒商人が、民衆の味方である先の天下の副将軍や退屈な旗本によって懲らしめられるといった予め結末はわかっている物語において、その予定通りの結末が描かれる事を予定調和と呼ぶ事が多い。
またゲームなどにおいては、どんな行動をとったかに関わらず一定の結末へ向かうようなベクトルが定められているものを揶揄する表現として使われる場合もある。
http://d.hatena.ne.jp/keywordmobile/%97%5c%92%e8%92%b2%98a

確かに物事って思ったようにいかない。。私もインストラクション研修の課題も1回で通るだろうと思っていたら1年もかかってしまったのもある意味、予定調和ではなかった1つの例かもしれない。。
でもある意味、人生は予定調和ではいかないという考え方を最初から持っていたら、生きていく上で柔軟な考えができるからちょっとは楽になるかもしれない。。