しるぼの独り言。。

三重県四日市市でしがないパソコンインストラクターしてます。コメントはブックマークの足跡帳にどうぞ(*^-^*)

カエデとモミジ

2008年11月26日 | 季節の挨拶
ホームページ作成基礎講座で、画像をネットからダウンロードするにはどうしたらいいですか、と質問が出たんですが、何の画像がいいですが、と聞いたのですが、そのとき時期的に紅葉の画像をダウンロードすることにしました。

それで「確か、カエデ(槭、槭樹、楓/Maple)(Acer カエデ属)が紅葉colored autumn leavesしたものをもみじ(紅葉、椛)っていうんでしたよね?」って話したんですが、皆さん知らなくて私も不確実だったので改めて調べてみました。

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豆知識 カエデとモミジの違い
 「かえで」の語源は葉の形が蛙の手に似ていることに由来し、万葉集では「もみじ」と共に「かえるで」の表現があります。植物分類上はカエデ科カエデ属に属する樹木で、この中にイロハモミジ、ヤマモミジ、イタヤカエデ、ハウチワカエデなどがありますが、ヒトツバカエデ、ミツデカエデ、メグスリノキなど蛙の手とは似ていない種類も含まれています。

 「もみじ」は、「紅葉(もみじ)する(「黄葉する」とも書く)。」すなわち、カエデ科の樹木の他にツタ、ヤマウルシ、サクラ類、イチョウ、ブナなども含めて、秋に葉が赤や黄色に変色する現象に由来しており、植物分類上の言葉ではありません。一般にはたくさんの紅葉する木を代表してカエデ属が「もみじ」と呼ばれています。

 このように、カエデとモミジはならべて区別する言葉ではありません。童謡「もみじ」の一節~松をいろどる楓や蔦は山のふもとの裾模様~、が良くこのことを表現しています。

 ところが、盆栽関係ではこれを区別して使っています。イロハモミジのように葉の切れ込みが五つ以上のカエデ属だけをモミジと呼び、その他のカエデ属をカエデと呼んでいます。
http://www.pref.iwate.jp/~hp0316/n_center/mametisiki/vol184kaedemomiji.html
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一般的には「カエデが紅葉したものをモミジという」という認識(表現)でも間違いではないようです。
でも、「カエデ=モミジ」という等式ではなく、紅葉する木々を総称して「もみじ」というため、正確には「カエデはモミジの1種である」という包含関係が正しいようです(;^_^A

参考:「もみじ」の語源は秋口の霜や時雨の冷たさに揉み出されるようにして色づき始めることから「揉み出づ」→「もみづ」→「もみじ」→「紅葉」と転訛したとする説が有力とされる