四季の書斎 世界は破滅に向かっている。

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やさしさは鉄をも溶かす 動物と人間の間柄

2009年12月26日 19時10分39秒 | 日毎起こること
人間と人間、人間と動物。どうも後者のほうが心の交流が持ちやすくなっている。

人は犬や猫に社会的な成功をほとんど望まない。
本来はそうであったが、最近はそうではないようだ。
何でもマナーや毛並みファッションのコンテストがあり、犬猫のしつけやトレーニングにかなりのお金をかけるという。

そうすると人間の子供と同じように教育が重要になってくる。
教育というのは日本では従えることである。
どのような状態におかけれても従え、目の前に餌を吊るすことである。
パブロフ型条件づけは本来動物のためのものであり、現在ではこれを調教といい、アメリカなどではキーパーと呼ばれている。優秀な調教師は獣医の資格も兼ね備える。野獣や鯨のような巨体の動物も操らなければならない。

今、大事なことは人間をパブロフ型条件づけによって東大を目指させること。
東大から大蔵省(元財務省)へ入学させ事務次官まで出世させることが重要なのである。ただし、これはかなり昔のサラリーマン家庭の発想であった。

しかし、実にこういう育て方をしていくと人間が偏狭になり歪になっていく。
役人やエリートサラリーマンたちが異常な性格と性欲を持つのはこのパブロフ型条件づけによって育てられたタメでもある。

常に餌となる地位や報奨を与えなければならない。

官僚たちの天下りはまさに目の前の餌に飛びつく植え付けられた性格から来るものなのである。

こういう形で教育を受けたものは、人間本来が持っていた慈悲・慈愛というものから縁遠くなっている。
官僚がマヌケで国民は苦しみ自殺者ばかりが増えていく。

人間に優しさがあれば、野獣を手なづけることができる。手なづけるつもりになっていなくとも野獣が手なづいてしまうのである。

本当の慈悲深さがない世の中では人間を疑うばかりである。
ニュースはこの疑心暗鬼を世の中に垂れ流す。

菩薩の顔を拝めば心が晴れる。
堀越桃子菩薩に私も心が晴れたひとりである。


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