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デュプイトレン拘縮の手術はどこで受けるべきか! 東大か慶友病院か?

2010年04月28日 20時54分48秒 | 健康と医療
世の中には色々な病気がある。

横文字で表記しかできない病名は何となくビビってしまう。
特に奇病か難病かと思うのは普通に起きる感情であろう。

デュプイトレン拘縮などとはその言葉だけ聞くと何の病気か解らない。
何か奇病のような響きをもっている。
代謝分泌の医者でも知らない人がいる。
主に糖尿病患者の手に出やすい病気であるという。

バネ指? 違う?
バネ指は閉じるとすぐ開くが、デュプイトレン拘縮は閉じなくなり、指がある一方向を向いているだけになるという。

指だけではなく手の平にしこりがいっぱいできるらしい。
このしこりがいっぱいできると指が閉じなくなる。
まったく曲がらなくなるような状態になる。
特に中指と薬指に太いしこりが出来る。
箸が持てなくなったりペンが持てなくなると、かなり厄介になる。

指が固まってしまったら手術をしなければならない。

ただ手術するにもどこの病院でもよいというわけではない。
下手をすると手術後大切な手が使い物にならなくなるということになる。
何よりも大切なことは、病院探しである!

病院には設備を求め、手術には自信ののある医者が必要である。
普通の病院だと手術は困難であるため、医師の方から大学病院への紹介状を書いてくれる。


いろんな病院があるが、どこもかしこも恐ろしい!
そう、恐ろしいということを念頭に置いて、病院を捜さなければならない!

手術は簡単ではないと医師は説明する。特に神経を切らないで手術をするのは、大学病院でも難しいという。

東京大学付属病院 手の外科グループ

東大のの医者たちも皆優秀というわけではない。若い女の子できれいな患者を見ると、ニタニタしている医者が多い。それも仕方がないかもしれないが、あまりにも露骨にニタニタ顔を同僚とやっているところをみると、この医学部出身者が塾の裏技で入学して来た偏差値バカだと勘ぐってしまう。

では慶友病院はどうか? 武見敬三のポスターが大好きらしい。選挙になると所狭しと汚い武見先生の顔が目につく。(武見敬三氏はアメリカで教授をしながらゆうゆう生活とのこと!)

命を任せるには一抹の不安がある。武見先生は政治家を引退し親の遺産でアメリカで悠々自適生活である。

それでは失敗は覚悟して独協大学か近畿大学に任せてしまえ! と言いたいが、あくまでもリスクはあるということだ。

いや、失敗する確率も高いですから、神経が切れることも念頭に置いてくださいと、必ず医師から言われるだろう。そして誓約書を書かされ、無事に手術が終わったあとに、涙するのは患者の方である。

手術代は安くはなく、入院費も取られ、利き手の場合はご飯もウン湖もできないことを我慢しなくてはならない。不浄の左手でご飯を食べると、最近入院患者が多くなっているイスラム教徒にこっそりと暗殺されるかもしれない。若いとたまるものも溜まってしまうし、どちらにしても困ったものである。

国立の大学病院、そえも旧帝大系の大学がもっとも信頼が置けるという。
お値段も不正にぼらないのが良い。病院によっても地域によっても、治療費や薬代は違うのである。
数倍請求する地域もある。これも幾らでも点数を水増ししてしまうのである。
お金持ちでも貧乏人でも失敗すればたちが悪い。くれぐれも甘い言葉と医者の出鱈目に用心しなければならない。

医者は最初に失敗の可能性を説明してくれる。これは安全弁である。

個人的にもお勉強は幾らでもできる。大型書店に行けば、こちらで紹介しているような書籍は立ち読みできる。




獨協は神経を切られる恐れがあるそうだ(獨協の先生に聞いた)。だから手術をするときは覚悟してください。そりゃあ、怖れるが、ほかの病院へ行っても大差はないと思う。ただ院内感染が<怖いわ!/span>


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5 手の外科を勉強するためには最適かな


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《目次》
【主要目次】
1章 手の外科一般
2章 新鮮外傷・火傷
3章 爪の損傷
4章 指尖部損傷
5章 指の切断
6章 瘢痕拘縮と植皮
7章 有茎植皮術
8章 骨折と脱臼
9章 手,指における靭帯損傷
10章 関節の変形・拘縮
11章 フォルクマン拘縮
12章 デュプイトレン拘縮
13章 キーンベック病
14章 母指の機能再建
15章 マイクロサージャリー
16章 屈筋腱損傷
17章 伸筋腱損傷
18章 神経損傷
19章 腱鞘炎
20章 絞扼性神経障害
21章 腱移行術
22章 頸髄損傷の機能再建
23章 腕神経叢麻痺の機能再建
24章 肘関節の手術
25章 痙性麻痺
26章 炎症性疾患
27章 リウマチの肘と手
28章 先天異常
29章 手の腫瘍

人間がこれだけの文明を築いたのは脳の発達だけでは無理なことで、手というものがなければできることではなかった。
芸術家たちにとっては脳とともとに手をも脳としてとらえている。時には手のことを神の手と形容するほどである。神のような足とは殆ど言わない。

その構造は極めて複雑である。血管や筋肉、神経はまさに不思議の限りの構造を持っている。
並の能力の医者ではこの手の手術を行いえないのである。


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