福谷章子のまちづくり

さまざまな役割を持ちながら暮らす中で、日々出会い触れ合う人々、街、文化、自然、出来事についてつづります。

ささやかな飾りに大きな満足

2017年12月23日 | 歳時記
冬休みに入った暖かな土曜日。
近隣地域をゆっくり歩いてみるとクリスマスを控え、ドア飾りやイルミネーションの飾りつけが楽しくて、キョロキョロする私は怪しい人です(^^;
その中で「お!」と目を引いたのが、すっかり葉が落ちた樹木に下げられたオーナメントでした。

今年の冬はキラキラしたイルミネーションやいかにもクリスマスなネオン街とは縁遠く過ごしています。
子どもたちも巣立ってしまい、年寄り世帯にはクリスマスイベントも関係ない。
何となく物足りない気持ちを抱えていました。

そこで、ヒントを得ました。
「我が家のヒメシャラをオーナメントで飾ろう!」と。
もはやお正月飾り一色の店頭からクリスマスオーナメントを探し、昼食前に鼻歌交じりで飾りつけです。


売れ残りをかき集めたため、地味ですが個人的には大満足です。
駅に向かう人の「あら、きれい!」とのつぶやきに、テンションはうなぎのぼりです。

もっと早く気が付けばよかった。
そうすれば、登下校の子どもたちも喜んでくれたかもしれない。

考えてみればこれまで家を空ける生活でしたから、我が家の周囲への貢献はほとんど無かったことに気づきました。

そういえば、友人がとても興味深い取り組みを地道に続けているのです。
毎日ひらがなを1文字ずつ門の前に出します。
昨日は「き」今日は「が」明日は「つ」次の日は「く」その次は「と」・・・というように。
続けると、「きがつくと」。

これが1年365文字の物語になり、その物語で創ったカレンダーをいただきました。
イメージが膨らむようにと工夫されたとてもステキなカレンダーです。
 

毎日通る子どもたちが気づいてくれれば、という控えめなスタンスも見習いたいものです。
この友人のようにはいきませんが、私も通りがかった人に一瞬でもほっとしてもらえたら幸せだなあと思います。

日が暮れて灯りがともりました。
昼間のオーナメントはどうなったでしょうか。


ひそやかに控えめに輝いています。
引き続き大満足です♪
今日も一日、お疲れさまでした。


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