自転車共生会議の旗振りによって、地域ぐるみで取り組まれている通行実験も、今日で四日目、最終段階です。
そして、ついに千葉日報にも取り上げられました。
残すところ後二日となり、そろそろ三角コーンに頼り過ぎない仕掛けを考える時です。
そこで、路上に白線を引いてみました。
さらに、トンネル入り口には、自転車と歩行者の通行区分の看板を下げてみました。
さて、これでどうなったか・・・!!!
左の写真のように、トンネル内は棲み分けができてしまいました。
子どもたちはとても律儀に白線に従います。
さらにご丁寧に、白線の上をきっちり歩くつわものもいますが、白線の誘導力は大きいと感じます。
次なる課題は、歩行者と自転車の通行帯の幅です。
この割合でよいかどうか、どのようなシェアが望ましいか、議論のあるところです。
また、横断する際の注意喚起として、看板を修正しました。
「左右かくにん」という言葉を加えましたが、この言葉が初めから重要だっだのです。
さて、この実験の準備から本日までの一連の流れの詳細は、自転車共生会議のブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/jitensyakyouseikaigi
に、代表のしみずさん自らが、書き留めていますので、是非ともご一読ください。
ところで、本日緑土木事務所の所長さんが現地を見て、白線は実験終了までこのまま引いておいて構わない、と言ってくださいました。
明日は、いよいよ晴れがましき最終日・・・と思いきや、どうやら天気は雨模様。
すると、この5日間で唯一の雨の日の様子を検証できるまたとないチャンスです。
今夜は雨合羽を枕元において、眠ることにしましょう。
なお、千葉日報の記事は以下の通りです。
歩行者と自転車の事故防止へ 「民」主導で社会実験 千葉市緑区おゆみ野地区
自転車と歩行者の接触事故が全国的な問題となる中、千葉市緑区おゆみ野地区の遊歩道で児童生徒らの安全教育を目指した市民グループによる社会実験が行われている。通学・通勤時間帯に歩行者と自転車のルートを仕切ることで交通整理しながら、正しいルールを学んでもらおうというもの。「民」主導のこうした実験は珍しく、地元の学校やPTA、市などが協力。関係者も注目を寄せている。
主催しているのは「おゆみ野自転車共生会議」(清水亘代表)。JR鎌取駅前の駐輪場問題を機に集まった市民有志だが、マンション建設ラッシュによる人口増を受け、歩行者との事故防止にも取り組むようになったという。
同地区内には住民の生活道や憩いの場でもある遊歩道(一周約六・五キロ)が整備されているが、自転車と歩行者との接触事故が懸念される一方、自動車が走行しないだけに子どもたちが交通ルールを学ぶ機会も減ったといわれる。
共生会議が実験場として最初に選んだのは、遊歩道を挟んで建つ泉谷小と泉谷中の校門周辺。今週月曜から始まり、あす四日まで毎朝の通勤・通学ラッシュ時間帯で実施される。
駅へ急ぐ自転車と、登校する子どもたちのルートをロードコーンとバーで分離。無秩序に道路を横断しようとする児童生徒に「歩行者は右側」のルールを徹底するのが狙いだ。
実験三日目を迎えた二日朝には、両校の先生や父母、自治会員らも含めた約三十人が参加。市の緑土木事務所もコーンなどの資材を貸し出し、千葉南署も「県内でも珍しい活動」と趣旨に賛意を示している。
共生会議代表の清水さんは「指導対象はあくまで子どもたちだが、自転車の大人たちもルールの大切さに気づいてくれれば」と効果に期待。ほかの場所でも実験を検討しているという。
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