福谷章子のまちづくり

さまざまな役割を持ちながら暮らす中で、日々出会い触れ合う人々、街、文化、自然、出来事についてつづります。

中間報告会 ステップ1からステップ2へ

2017年12月11日 | みんなの広場


緑区役所で開催された、平成29年度地域活性化支援事業の中間報告会に参加しました。
報告をしたのは、事業支援を受けている13団体と、拠点支援を受けている1団体です。

事業支援は、高齢者向けが4団体、子ども対象が3団体、病気障害に関する事業が3団体、自然1団体、アート1団体、情報1団体です。
そして、拠点みんなの広場は対象も取り組む事業も多様ですが、若干高齢者を対象とする事業が多いです。

報告を聞いたのちには、お互いに良いと感じたことや質問をポストイットに書いて、掲示物に張り付けていきます。
それを、アドアイザーの鍋島洋子さんが一つ一つ読み上げながら回答を求めて、全員で共有するという時間が約1時間ありました。

みんなの広場については、以下のようなコメントをいただきました。

・いろいろな団体さんが活動できる場所があるのは素敵ですね。
・パワフルな活動の数々、素晴らしいと思います。
・色々な活動をしていてすごいですね。幅広い人達と関われそうです。
・いつも使える場所があってうらやましいです。
・広場運営にあたって大切にされていることの一つ一つのキーワードが胸に響きました。
・ここからいろんな活動が生まれ育っているのがすばらしいです。みんなの広場が多世代の人の交流を促し、活動を促しているように感じました。
・学習支援は考えない?
・ランチ等を作る場所?
・色々な活動拠点になっていて心強い場だと思います。
・学生さんたちが具体的にどのようなかかわりをするのか知りたいです。
・食事も出来るのですね。お弁当ですか?それともまかないですか?

ありがとうございます。
エールとともに、次へのヒントをいただいたような気がします。

昨年は第1ステップとして、場づくりと使い方に一生懸命でした。
みんなの広場がすいようカフェなどの主催事業をするとともに、色々な方々が使ってくださいました。

今年は第2ステップとして、昨年から少しだけでも進歩したい。
総括すると、今年の進歩は
1.若者の発想や力が大いに活かされる活動が生まれた。
2.昨年はみんなの広場の一事業として報告した団体が、今年は事業支援を受けて立派な活動展開をし、今回中間報告をしている。
3.みんなの広場の活動や意見の中から出てきた課題を、社会の中で解決していこうとする動きが始まった。

ということで、着実に歩んでいるんだなあと振り返っています。
課題としては、場としてのみんなの広場に負けないような団体としてのみんなの広場の基盤を安定させることだと考えています。

コメントでいただいた、みんなの広場運営にあたって大切にしているキーワードは以下の通りです。
(1)個に向き合う:不特定少数の困りごとに向き合う。
(2)寄り添う:活動が発展するプロセスに丁寧に向き合う。
(3)情報の共有と伝達:公にはない地域の小さな情報を蓄積して、必要な人に届ける。
(4)寛容:ルールではなく、参加者同士が互いを尊重して場を創り上げる。
(5)緩やかな関係:問い詰めず、聞き逃さず。


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