日曜日は、社会福祉協議会おゆみ野地区部会の総会がありました。
おゆみ野地区部会の昨年の総会は、組織の在り方について問題提起されました。
http://blog.goo.ne.jp/shoukosan_001/d/20100524
それを受けて、1年間検討協議され、特に後半は議論が巻き起こり、それによって組織の在り方や、一人一人の役割について意識が高まったように感じます。
同時に、長年活動に没頭してきた人と、組織の在り方を客観的にみている人との間に、ちょっとしたズレが、生じてきたようにも感じていました。
そして迎えた総会。
提案された会則の改定案は否決されました。
役員は、総会で議決権を持つものの過半数を占めています。
そのことがおかしいというのが、そもそもの昨年の問題提起の根幹でした。
こういう体制では、提案者に対して反対はあり得ない・・・ということが本質的な問題なのです。
それにも関わらず、提案は否決されたのです。
役員は1枚岩である、役員であれば賛成するべき、という常識は通用しなかったということです。
しかし、会提案のすべてが否定されたわけではないのです。
問題の所在を丁寧に検証して、より良い会則にする必要があります。
かくいう私も、この組織の理事です。
理事とは、50名以上いる役員の一人で、30人定数の理事のうち、私以外はすべて運営委員。
運営委員会と理事会とが一体化していることで、運営の客観性を担保できなかったことも一因かもしれません。これは私自身、おおいに反省すべきことです。
いずれにしても、納得できないことに挙手しなかったのですから、民主主義が貫徹している・・・とも言えますが、この手法は直接民主制に近いような印象です。
6000世帯会員による直接民主制は不可能に近いのですから、6000の総意を反映するのための組織運営の在り方、代議員制度の意味など、ちょっと研究が必要だな、と感じています。
まさに地域は民主主義の学校です。