基本手抜き・・・おっと粗食の我が家。
ご飯と味噌汁ならず天然酵母パンとスープのみなんてことも。だって、素材の旨味を堪能するにはシンプルが一番だもん、な~んて言い訳してみたりして。
で、今回作ったのはキュウリのポタージュです。
思い出の味の再現(遠い目)。
そう、あれは女子校時代の頃・・・お金持ちの同級生の家に泊まりに行ったらお手伝いさんがいたんです。本の世界じゃなく、実際にお手伝いさんがいるうちがあるんだ~、なんて妙に興奮(?)したのを思い出します。同級生にとってそのお手伝いさんは育ての母も同然のようですっかり家族。その人が作ってくれたのがキュウリのポタージュだったんです。キュウリがスープになるなんて当時の私には新鮮!さっそくレシピを教えてもらってその後何度も作ったなあ。そのときのレシピはバターでキュウリを炒めて、生クリームをたっぷり入れて・・・というものだったけれど、今回はヘルシーバージョンで。
【キュウリのポタージュ】
・キュウリ(スライス) 2本分
・じゃがいも 小1個
・玉ねぎ 小1個
・豆乳 200ML
・塩、コショウ 少々
キュウリ、じゃがいも、玉ねぎの順に重ね煮して材料が柔らかくなったら、ミキサーorバーミックスでがぁ~っ。最後に豆乳を足して塩、コショウ。
豆乳はマルサンのトウジャンを使ったので昆布のまろみが効き、塩は岩塩で味に深みを出してみました~。
じゃがいもでとろみを出し、ノンオイルでヘルシー。重ね煮だからお野菜からしっかりダシが出てブイヨンいらずです。
記憶があいまいなせいもあるかもだけれど、ヘルシーバージョンでも思い出の味に近い。よくやった、私。
料理とか音楽とかってその当時のことを思い出す。なつかしくって、過去はちょっぴし切なくて・・・。
その子とはその後そんなに仲良くなかったのだけれど、修学旅行で泣きながらみなで語り合ったことなど思い出しました。みなの波乱万丈な家庭事情に世間知らずの私はびっくり。私立に通っていたので、わりとみなさん裕福で父親がそれなりの社会的地位にある人が多かった。だから、余計世間体を気にして形だけ保っている家族も実は多かったらしいのです。ん~、分からないものです。
家族のことをあれこれ語りあう中で、“障害児が生まれて、たとえ離婚しても、私は絶対かわいがって育てる!”と彼女が言ってたのが印象に残っています。彼女もママになったのかなあ?
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