9月9日。
鹿屋をあとにして、宮崎県 油津 に入る。
油津 でのミッションは、
チョロ船 という2枚帆の和船を調査?すること。
油津 は、古くから海運の要衝である。
江戸時代には、
日向弁甲(飫肥杉) の津出港としてさらに発展する。
日向弁甲 は、
油分が多く、曲げやすいことから、
最も良い船材とされ、この港から諸国に積み出された。
かつて、
山から筏に組まれた 日向弁甲 が運ばれた
人工的に掘削された 堀川運河 を遡ると・・・・
いきなり、
3はいの チョロ船 を発見!
思ったより、ぼってりとしている。
広い船幅の外側に、
さらに でい(台木) が取り付けられ、
なんとなくカッコ悪いと思ったが・・・・
2枚帆での帆走性能を見て納得。
船がヒールした時に でい(台木) が
いい役目をしている。
もうひとつ、
油津 の特色はマグロ漁で賑わった
東洋一の港であったこと。
今ではひっそりとした
この町の黄昏を歩きながら、
かつての繁栄を思いめぐらしていると・・・・
赤レンガの古い建物を過ぎたあたりで、
ヒマコが、
この町で マグロの心臓 食べれないの? と聞く。
マグロの心臓 かあ。
ごま油と塩で、
マグロの心臓 食べてえなあ。
塩釜で食べた マグロの心臓 は美味しかったなあ。
http://blog.goo.ne.jp/sholly/d/20110605
ここは ごんぐり かなあ?
ごんぐり 探すより、
美々津 に急がなきゃ。