突然、
海から電波の指令があって・・・・
急遽、
静岡のホテルにチェックイン。
ということで、
今夜は 静岡駿府のィ夜 ！
向かった先は、
やっぱり、こういう展開に・・・・
ぶらりと入ったおでん屋で
なぜか、
日本で初めて空を飛んだ
櫻屋（浮田）幸吉 の話で盛り上がる。
江戸時代中期、
備前児島八濱 出身の 櫻屋幸吉 は
空を飛んでしまって岡山城下を追われ、
八濱 に帰り、船乗りとなった。
その後、
駿府江川町へ居を移し
『備前屋幸吉』 という店を開き
備前の塩や醤油を商い、繁盛したという。
八濱～駿府
海の路 は確かに繋がっている。
偶然であるが、
宿泊しているホテルの場所は
『備前屋幸吉』 の店が存在した
駿府江川町（ 静岡市葵区紺屋町） なのである。
櫻屋幸吉 ・・・・
何か私と因果があるのだろうか？
実は、
しばらくの間、
私は東京で仕事をしている。
本日の土曜日、
いったん、岡山に帰郷するのだが・・・・
自分のための大切な東京土産
氷下魚（こまい） と スルメ を
ちゃっかり買いこんで、
どうやって、
スーツケースに入れようかと悩んでいる。
それにしても、
ワタシ好みの、
相当くさい 氷下魚 を買い込んだもんだから、
本日の新幹線、
通報されなければよいが・・・・
氷下魚 は、
それぐらいやばい ブツ である。
吉備子洲 八濱 では、
すこぶるネット環境が悪く、
ＡＤＳＬ も、 光 も未開の地で、
今どき、 ＩＳＤＮ か？
と実に困っていたところ・・・・
ＷＩＭＡＸ という最新の電波が、
海の向こうから、かろうじてやってくることを知って、
試してみたのだが・・・・
畑の真ん中 では繋がるが、
家の中では繋がらない！
夜な夜な、
畑の真ん中 で海に向かって佇み
ネットに繋いでいる我が身の姿は、
実に可笑しく、
笑うに笑えない ２０１０年の図 に
苦笑いしていたところ・・・
なんと、本日！
縁側の隅で、
ビミョーに微弱電波をキャッチできることを発見！
そこで、
海からの 電波の指令 を受けて、
縁側の隅を 書斎 にするべく、
実家の中をゴソゴソ探しまわり
古いグッドな机と椅子をひっぱり出して、
書斎完成！
しかし、この椅子！
よくもまあ、
こんな色をしているものだと
つくづく感心！
今夜はここで、
海からの 電波の指令 を待ってます。
本日は！
伝家の宝刀 ではなく、
天下の法刀 の話。
建築士事務所の報酬基準は
国土交通省 告示第１５号 によって
（イ） 直接人件費 （業務人・日数）×１日の人件費
＋
（ロ） 特別経費 出張旅費（直接経費以外）、特許使用料等
＋
（ハ） 直接経費 （直接人件費 × ０．５）
＋
（二） 間接経費 （直接人件費 × ０．５）
＋
（※） 技術料等経費 創造力等（直接人件費の０～５０％）
と定められている。
ちなみに、
法律に基づいて計算してみると・・・・
私の人件費（日）は
Ａランク（１級建築士１８年以上の業務 経験） で、
なんと、 ５７，８００円！
（イ） 直接人件費 ５７，８００円
＋
（ロ） 特別経費 ０円
＋
（ハ） 直接経費 ５７，８００円 × ０．５
＋
（二） 間接経費 ５７，８００円 × ０．５
＋
（※） 技術料等経費 ５７，８００円 × ０．２５
お客さんに業務報酬として
堂々と請求できる金額は・・・・
驚くなかれ、
日額 １３０，０５０円！
興奮して、
パートナーの ヒマコ に
「俺は、１日１３万円の男やぞ！」 と言うと・・・・
流石の ヒマコ 曰く、
「錆び錆びの車に、
千円ずつ給油している男のくせに、
ナニ眠いこと言うてはりますの？
“天下の法刀” は、
仕事をお断りする時に使いよし！」
本日は！
マイホーム の話。
平成の大飢饉 で、
住宅ローン破綻 が
急増しているという。
倒産、リストラ、減給、賞与カット・・・・
アルミサッシ と ビニール で造られた
御殿のために 一生分の借金 に
苦しんでいる人があまりに多い。
マイホーム って
いったい何なんだろうか？ と思う。
仕事がら、
いろいろな人に
「家は新築しないほうがよい。
今、住んでいるところで暮らすのが、
一番よいではないか！」
と言ってきたが、
一般の人にとって
マイホーム新築の夢 は
捨てがたいらしい。
それでも、
家を建てたい人には、
「家は、買うものではなく建てるもの。
まずは、大工道具を揃えなさい！」
と言うのだが・・・・
誰もかれも、冗談だと思って
私の話を聞いてくれない。
そんな私が、
今、取り組んでいるのは
『自分で作る３００万以下の家』 構想である。
理想を言えば、
１００万円 程の材料で、
自力建設できる術を開発して
全国に広めようと思う。
不可解な マイホーム幻想 から
多くの人を救済しよう！
本日は！
エエ加減な工務店の社長 の話。
長年、
建築セッケー の仕事をしていると、
しばしば、
エエ加減な工務店の社長 に
出くわすことがある。
その中でも
ベスト１ は・・・
京都で出会った、
年輩の エエ加減な工務店の社長！
・約束を守らない
・ウソをつく
・図面を見ない
・人のせいにする
・連絡が取れない
・現場が汚い
・工期が遅れる
・・・・・
その都度、
仕事の エエ加減さ を指摘すると・・・
「ホンマや、ワシもそう思うねん、
アンタの言うとおりや！」
と、落語家のような名調子で返答する。
京都で出会った、
年輩の エエ加減な工務店の社長 は
人たらし なのである。
かくゆう私も、
もっと修行を積んで
「ホンマや、ワシもそう思うねん、
アンタの言うとおりや！」
というセリフを、
落語家のように名調子で話せる男に
なりたいと思っている。
本日は！
雷山川の現場へ。
上棟を控えて
出番を待つ 桁と小屋梁！
ピタッと敷かれた 土台！
本物の大工さん の仕事は
カッコイイ！
整理整頓 された現場は
キモチイイ！
そして、私は
アトリエに帰って
模型大工 に励む。
小屋梁 を
積み過ぎている気もするが・・・
積めば積むほど、
大工さん の
カッコイイ気持ち がよく解かる。
見上げたショットは
ホンモノ みたい。
シキバリ・・・
リクバリ・・・
ヤナガレ・・・
サンビキ・・・
ウシバリ・・・
本日は！
模型作りに専念。
正月の休みを使って、
前原 「辰美商店」 の軸組み模型を
ゆっくりと作ることにした。
まずは、
資料や測量したメモを元に・・・・
自分だけ理解できる模型図面を
ＣＡＤで走り描きして・・・・
夜な夜な、
ヒノキの角材を削ってくっつけて、
ひたすら、朝まで没頭する。
完成予想は、こんな感じ。
七代 波多江長七 氏（８６歳） と計画模型
七代 波多江長七 氏（８７歳） と計画模型
七代 波多江長七 氏（９２歳） と計画模型
施 主： 八代 波多江辰五郎
大工棟梁: 井手清太
相談役: 井手清三郎
左 官 : 日高重雄 （北新地）
瓦 : 佐々木瓦 （横町）
建 具 : 日高喜代太（北新地）
さてさて、どうなることやら。
正月中には、完成しそうである。
本日は！
昨日の 即興模型 の続き。
竹ヒゴを買ってきて、
制作を再開したのだけど・・・・
なんか、イメージが違う。
実は、コレ
こっくりさん神社？ なのだけれど・・・・
人間の領域 と
神様の領域 が単純過ぎて、
なんか、おもしろくない。
ヒネリ が足りません。
つづきは、また今度！
本日は！
昨日の、
Ａ ＳＯ の学生に感化されて・・・・
札束作り！ に励んで、
ひとり給料日ごっこ をしたのではなく、
実のところ、
即興で 模型作り！
切り出したパーツに
竹ヒゴを取り付けて・・・・
いったい、
何ができるのか？
どんな形になるのか？
それは、私にもわからない。
ということで、
本日は、
竹ヒゴが無くなって終了。
明日をお楽しみに！
本日は！
今津の棟梁 の作業場へ。
プレカットはつまらん！ と言う
今津の棟梁 の仕事は男らしい。
貫穴（ぬきあな）
間渡し穴（まわたしあな）
散り决り（ちりじゃくり）
いろいろと勉強させてもらって、
桧の香りも気持ち良く、
びっしりと書き込まれた 板図 を
見ながら打合せをして、
道具談義に花が咲く。
今津の棟梁 の手仕事を見ていると、
ほんと、 プレカットはつまらん と思い、
今の自分の、
プレカットみたいな生き方 を
つくづく、反省するのでありました。
本日は！
イトシマ号 で ハカタイキ！
コンペに明け暮れる
学生チーム ＡＳＯ－ｉｉｉｉｉｉｉ に
『喝』 を入れる。
結果は、どうなることやら。
かくゆう私が、
夏に大量生産・大量提出した
コンペ案 は、ことごとく連敗中である。
そんな、私の姿を見かねて・・・・
ヒマコ 曰く、
「選ばれる立場に
いなくても、ええんとちゃうん？」
ほんまや！
選ばれんでも、
やれることはたくさんある。
そらそや！
とりあえず、
１２分の１の 勝丸 に没頭しよう！
本日は！
ふいに、
西日本新聞広告大賞 を思いだして
ＨＰで検索してみると
〆切が８月３１日までとなっていた。
そのままついつい、
デザインしてみると・・・・
半日で、
２案（２企業分） 完成したので提出した。
２案とも、
一見、ふつうのデザインであるが、
実は深い深い意味を持つデザインである。
だけど、
深すぎて誰にもわからんと思う。
建築 と違って 広告デザイン の仕事は
勝負が早くておもしろい。
まっ、
入賞してからの話だけど・・・・
１案が 大賞 を獲って ５０万円！
１案が 優秀賞 を獲って １０万円！
半日仕事で、合計 ６０万円！ だなんて・・・・
獲らぬ狸の皮算用 は楽しくてやめられない。
これからは、
広告デザイン の仕事も引き受けよう！
本日は！
新宿の殺し屋 の話。
新宿の殺し屋 とは、
伝説の真剣師 小池重明 の異名である。
真剣師とは、
金を賭けて将棋を指すギャンブラー。
その真剣師の中でも、異端中の異端
新宿の殺し屋 小池重明 の話。
プロ棋士を
次々と負かす腕前を持ちながら
人妻との駈落ち３回
寸借詐欺、売上金の持ち出し・・・・と
逃亡と放浪を繰り返した破天荒な男であるが、
これほど人から愛された男もいない。
小池重明 が
残した数々の名勝負の中でも
大阪通天閣の 「鬼加賀」 と呼ばれる
日本最強の真剣師 加賀敬治 との
名勝負 通天閣の死闘 は鮮烈である。
てなわけで、
この私は、
その昔、
コンペ屋 と呼ばれて憤慨したことを思い出し
同じ ナントカ屋 なら
いっそのこと、
コンペの殺し屋 になろうかと思うのです。
表の顔は・・・・ タコ漁師
裏の顔は・・・・ コンペの殺し屋
「どや、キマッとると思わん？ ヒマコ！」
「タコも獲れんくせに、コンペ獲れるん？」
「・・・・」
