八濱漂泊傳

ダラシナイデラシネ記

戦後レジームの同じ穴のムジナ

2014-07-09 13:02:09 | イケン!

 

集団的自衛権行使の賛否を眺めていると、

DV(ドメスティック・バイオレンス)後の

PTSD(心的外傷後ストレス障害)を連想する。

 

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反対派は『解離性障害』と重なるし、

賛成派は『ストックホルム症候群』と重なる。

 

『解離性障害』の症状とは、

 

記憶が部分的に抜け落ちたり、

思い出すことが出来なくなったり、

自分の意志とは関係なく

急に別人格になったりする障害。

 

日本が平和を保っている理由についても、

「在日米軍+自衛隊+安保条約」という

現実が抜け落ちて、

 

建前の「平和憲法」のみを

大々的に主張している人たちを見ると、

 

ついつい、

『解離性障害』を連想してしまう。

 

 

一方、

 

『ストックホルム症候群』の症状とは、

 

2009年に起こった、

千葉団地殺人・次女連れ去り事件に

見出すことができる。

 

目の前で母親が殺されたにもかかわらず、

犯人に沖縄まで恋人気取りでついていった次女。

 

支配者(犯人)へ追従することによって、

恐怖から逃れようとする障害。

 

アメリカの戦争に、

ひたすら付き従うかもしれない集団的自衛権行使に

賛成をしている人たちを見ると、

 

ついつい、

『ストックホルム症候群』を連想してしまう。

 

 

そもそも、

日本人の救いようのない集団的PTSDの苦しみは、

アメリカによる恐怖・脅迫に起因している。

 

2発の原子爆弾を落とされて

敗戦した日本を精神分析すれば、

 

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やはり、

DV(ドメスティック・バイオレンス)後の

PTSD(心的外傷後ストレス障害)ではないかと思う。

 

このPTSDこそが、

戦後レジームの正体だ。

 

集団的自衛権行使について、

反対派も賛成派も、

戦後レジームの同じ穴のムジナのように思える。

 

PTSDの症状を重症化させず、

より早く回復するためには、

 

真正面から記憶に向かい、

全体像を認知する以外にない。

 

先の戦争を都合よく記憶喪失して、

自律的に総括できないまま、

 

アメリカの袖の下で、

のんべんだらりと茹で上がっていると、

最後の最後に、墓穴を掘らされるハメになる。

 

そんなのは御免だ。

 

 

 原爆は恐い

 恐いはメリケン

 メリケンはカウボーイ

 カウボーイはガンマン

 夕陽のガンマンはこう言った・・・・

 

 

  この世の中にはな、

  2種類の人間がいるんだ。

  銃を構える奴に、

  穴を掘る奴だ!

 

 

  


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