子供の頃、
少年雑誌に
集団自殺するネズミの話が書かれていた。
その時の挿絵が、
恐くて、恐くて、未だに脳裏にある。
ノイローゼになった真っ黒いネズミの群れが、
集団で海に向かって飛び込んでゆく。
その挿絵を見て、
つくづく人間に生まれて良かったと思った。
(本当は、集団自殺ではなくて集団移動中の事故らしい)
集団自殺するネズミの名前は、
たしか、レミングといった。
それから後に、
理科の授業で、
磁界とか、電磁力とか、電流とか、
よく理解できない フレミングの法則 を習った。
私は、
レミングとフレミングがごっちゃになって、
磁界とか、電磁力とか、電流とかといった危険なものは
人間を集団自殺に追い込む元兇だと理解した。
この勘違いは、まんざら外れていなかった。
この頃、
人間という動物は集団自殺に向かって突き進んでいるのだと
ほぼ決定的に、確信的に、そう思うようになった。
東京電力福島第一原発事故 についても、そう思うし、
夢の超特急リニア中央新幹線 についても、そう思う。
大勢の人は行列を作り、
取り憑かれた目をして、資本主義末路を行進している。
こんな集団に、いつまでも付き合っている道理はない。
みんな、
私と一緒に、この集団から逃げ出そう!
件の如し!
一億玉碎(安倍の好きさふな言葉だが、實際は日本民族滅亡)へ向かって走り出した。
復興税の廢止を貰った大企業は安倍の目論見通り、自民黨へ巨額の献金。「主も惡よ喃わっはっはっは」