八濱漂泊傳

ダラシナイデラシネ記

京都 『銀月アパートメント』

2013-05-29 17:08:25 | ゲージツ

 

京都ついでに、

 

ユニックで、

銀月アパートメント を訪ねる。

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かろうじて、現存している風・・・・

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もうかれこれ30年近く昔、

実は、この 銀月アパートメント の2階に住んでいた。

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当時の 銀月アパートメント は、

レトロなイメージ よりも 貧乏なイメージ

 

当時も、

今と変わらず、超老朽化したアパートだった。

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菅井きんに似た管理人のおばちゃんには

よく怒られて、よく世話になった。

生活に困っている若者には優しかった。

 

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アパート前の路上に ベレG を無造作に止めて

2階の窓辺でひなたぼっこしながら

貧乏で優雅に暮らしていた。

 

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あの頃もヒマだったのか、

毎日、ひなたぼっこをしていた記憶がある。

 

毎年、アパートの庭のでっかい枝垂桜が

少し遅れて満開になる。

 

今年も、

ピンクの花びらを満開にさせて歳を数えたのだろうか?

 

 

このアパートには、

 

竹久夢二 が住んでいたとか・・・・

大島渚 が住んでいたとか・・・・

 

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銀月アパートメント は、

いろんな人の想い出を包み込む。

 

銀月アパートメント は、

ずいぶんと幸せな建物だと思う。

 

 

 


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