京都ついでに、
ユニックで、
銀月アパートメント を訪ねる。
かろうじて、現存している風・・・・
もうかれこれ30年近く昔、
実は、この 銀月アパートメント の2階に住んでいた。
当時の 銀月アパートメント は、
レトロなイメージ よりも 貧乏なイメージ
当時も、
今と変わらず、超老朽化したアパートだった。
菅井きんに似た管理人のおばちゃんには
よく怒られて、よく世話になった。
生活に困っている若者には優しかった。
アパート前の路上に ベレG を無造作に止めて
2階の窓辺でひなたぼっこしながら
貧乏で優雅に暮らしていた。
あの頃もヒマだったのか、
毎日、ひなたぼっこをしていた記憶がある。
毎年、アパートの庭のでっかい枝垂桜が
少し遅れて満開になる。
今年も、
ピンクの花びらを満開にさせて歳を数えたのだろうか?
このアパートには、
竹久夢二 が住んでいたとか・・・・
大島渚 が住んでいたとか・・・・
銀月アパートメント は、
いろんな人の想い出を包み込む。
銀月アパートメント は、
ずいぶんと幸せな建物だと思う。