伝説の倭寇 王直（ワンチー）！

　

尖閣諸島はいったい誰のものか？

　　

国際法で言う　先占（せんせん）の法理　を

どう解釈するのか？　という問題なのであるが、

　

日本の主張は、

清国の支配が及んでいる痕跡がないことを慎重に確認した上で、

1895年1月14日、正式に日本の領土に編入した・・・・である。

　

中国の主張は、

約６００年前の明の時代から尖閣諸島を支配してきた・・・・である。

　

どちらの主張も陸の考え方で、海のリアリティーに欠ける。

　

私の考えを言えば、

尖閣諸島は日本のものでもないし、中国のものでもない。

　

13世紀から16世紀にかけて、

尖閣諸島を含む東シナ海から

朝鮮半島沖の竹島あたりまでを実効支配していたのは・・・・

　

　

何を隠そう　倭寇　である！

尖閣諸島は　倭寇　のものである！

　

倭寇とは、日本の海賊ではなく、

中国人、朝鮮人、日本人の混成集団であり、

どの国にも属していない。

　

　寇と商は同じく是れ人なり。

　市通れば即ち寇変じて商となり、

　市禁ずれば即ち転じて寇となる　　という中国の諺がある。

　

ここでいう寇は海賊であり、

商は商人で, 市は貿易の意味である。

　

倭寇とは、単に暴れまわる海賊ではなく、

貿易を営む海商集団であり、　

明も、朝鮮も、足利政権も、

うかつに手を出せない武装した反政府勢力でもあった。

　

裏を返せば、

東シナ海から朝鮮半島沖の海域を

倭寇が実効支配することで、

　

明も朝鮮も日本も、

互いに直接ぶつかることなく

ほどよいバランスが保たれていたのかもしれない。

　

事実、倭寇の終焉とともに、

この海域の軍事バランスが崩れ、

忌まわしい豊臣秀吉の朝鮮出兵が始まる。

　

私は、

尖閣諸島の領有権をめぐっては、

中国、日本の主張を退けて、

　

倭寇の末裔たちが、

先占の法理に基づいて国際法に訴えればよいと思っている。

　

倭寇の末裔を名乗る

中国、朝鮮、日本のワルが集まって、

尖閣諸島に拠点をつくり、商いを始めるのだ。

　

アホウドリの羽根をムシって、

布団を作って販売するのだ。

　

アホウな人々の欲望を刺激して、

無限連鎖の訪問販売網を構築するのだ。

　

アホウドリの羽根をムシって、

周辺諸国の人民の金をムシりとる

画期的な商法を基軸とするのだ。

　

周辺諸国にとっては、

めっぽう目障りな倭寇であるが、

　

この海域で、

倭寇が、自由自在にとぼけた活動をすることで、

周辺諸国は、互いに直接ぶつかることもなく、

ほどよいバランスが保たれるであろう。

　

世界平和のために、

倭寇は喜んでスケープゴートを演じよう。

　

倭寇が自由気ままに暴れることで、

周辺諸国の関係がスムーズになるのだから、

画期的な解決策トナル。

　

ついでに竹島も倭寇が実効支配すればよい。

　

　

ということで、だ！

　

倭寇の末裔とは誰か？　となるのだが、

　

それは・・・私だ。

　

瀬戸内海の直島高原水軍の武将が

倭寇の代表的な頭目の　王直（おうちょく / ワンチー）　に

養子縁組していたことにすればいい。

　

王直とは、私が最も尊敬する倭寇である。

　

そんなペテンはお茶の子さいさい。

　

高原次郎兵衛ナニガシと名乗って

高原水軍の末裔だ！と言ってる時点でペテンなのだから。

　

ちなみに、

　

王直が拠点とした五島と平戸には、

倭寇が飲料水を得るために使用した

六角井戸がそれぞれ現存している。

　

不思議なことに、

わが生まれ故郷八浜にも、六角井戸が現存している。

　　

これは何を意味するのだろうか？

　

王直は、火縄銃の弾薬に不可欠な硝石の密貿易で

富を独占していたというが、

　

八浜の海商、宇喜多の武器商人　山下祐徳　も

硝石を商っていた事実がある。

　

ひょっとして、

王直の操るジャンク船が、

頻繁に八浜に現れていたのだろうか？

　

　

また、

王直の　直　？　直島の　直　？

　

王直という人・・・・

意外に、私とつながっているのかもしれない。