八濱漂泊傳

ダラシナイデラシネ記

金甲山の奥は深い

2012-06-09 00:50:58 | ハッケン

 

ところで 金甲山!

 

昔の絵葉書を見ると、

テレビ塔の建物が、

しっかりモダニズムしているところがカッコイイ。 

 

M3614

 

現在は、

当時のテレビ塔は、新しくなっているが、

かろうじて、昔のモダンな建物は残っている。

 

Aimg_5816

 

 

そして、頂上のレストハウス。

Aimg_5829

 

当時のガラス建具は、取り除かれて

モダニズムなストラクチャーが美しい。

Aimg_5876

 

屋上テラスも気持ちよく、

Aimg_5863

 

かつて、

吉備子洲(きびのこしま) の見張り番がそうしたように、

下界を眺めてみると、

 

海からやってくる侵入者を

監視するにはもってこいの眺望である。

Aimg_5851

Aimg_5846

 

 

そもそも、

金甲山頂上の、このレストハウスは 

古代の祭祀遺跡 神籠石 の真上に建っている。

Aimg_5834

 

今となっては哀愁のある

このレストハウスも、

 

高度成長期の勢いに乗って

地域の歴史文化を破壊してきた残像物である事実は、

皮肉が効いて、笑うに笑えない。

 

 

もうひとつ、

 

金甲山山麓の 波知 という集落にある

円通庵 の奥の院は、金甲山頂上にあったというが、

そのお堂は、どこにあったのだろうか?

 

Okayama_011a

 

きっと、

お堂の下には 金の甲(かぶと) が眠っているハズである。

 

 

ついでにもうひとつ。

 

児島の三大霊山である 金甲山 常山 由加山 は、

太陽の 夏至の軸線 上に並ぶ。 

 

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より大きな地図で 金甲山 を表示

  

金甲山の奥は深い。

 

 

知らんけど。

 

 

  


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
はじめまして。 (ヒロボー)
2012-06-10 13:31:02
はじめまして。
猿がいました。
霊山とはしりませんでした。
返信する
そうそう、 (takahara)
2012-06-10 20:22:21
そうそう、
 
その猿は何度も脱走して、
 
麓の村ではお尋ね者だった。
 
返信する

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