八濱漂泊傳

ダラシナイデラシネ記

ミコさんのこと・・・・

2013-08-03 01:58:49 | センチメンタル

 

福岡糸島に移住していた頃、

古い建物を借りて住んでいた。

 

旧国民学校の講堂を移築して

町の診療所となっていた建物だ。

 

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何にも手を入れず、

そのまんま、ぶっきらぼうに暮らしていた。

 

暮らし始めると、

開かなかった建具が開くようになったり・・・・ 

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7ヶ所雨漏りしていたのが、

いつの間にか4ヶ所が自己治癒して、 

3ヶ所の雨漏りを、情緒豊かに楽しんだり・・・・ 

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ヒマコとふたり、

糸島の安くて鮮度の良い

美味しいものばかりを食べて、

 

まあまあ、

楽しく暮らしていたわけだが・・・・

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ただひとつ、

問題なところがあって・・・・

 

天井裏が、

ときどきカタカタ鳴ることがあって・・・・

 

一年くらい経って、

勇気を出して・・・・

 

思い切って、

天井裏を覗いてみたんだ。

 

すると・・・・

 

びっくりすることに・・・・

 

同じ建物、この診療所跡を

シェアしている・・・・

 

50歳代半ば?くらいの

おばさんが住んでいて・・・・

 

 

「こんばんわ」

 

「はじめまして」

 

「下の高原と申します」

 

「上のミコと申します」

 

・・・・という展開になった。

 

 

ミコさんには、

いつも取り巻きの若い人が居て、

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ときどき、

大きなイベントをしているようだった。

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参加したことないけど・・・・

 

 

ミコさんには、

いろんなことを教えてもらったな。

 

 

また今度、

電波で連絡をとってみよう。

  

いろいろ聞きたいことがあるから・・・・

 

 

 


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