八濱漂泊傳

ダラシナイデラシネ記

日本政府は 非常呪縛状態 である

2011-03-22 06:23:46 | イケン!

 

原発事故

 

規制値を超えた 放射性物質 が検出された

ホウレンソウ や 原乳 について、

 

 食べても大丈夫?

 飲んでも大丈夫?

 

という報道を見ていて、呆れかえってしまう。

 

ホウレンソウ などの

葉物野菜に付着するということは、

 

それだけの 放射性物質 が

地面にも、家にも、人間の頭上にも

空から降りそそいでいるということである。

 

牛の 原乳 から検出されたということは、

既に、牛が体内に 放射性物質 を取り込んでいる

ということである。

 

牛と同じ空気の中で暮らしている人々は、

ずっと呼吸をしているわけである。

 

であれば当然、

放射性物質 を体内に取り込んでいるハズである。

 

こうしているうちに、

周辺住民の人たちは、

 

毎時、毎分、毎秒・・・・

体内被曝 が進行しているのかもしれない。

 

 

放射性物質 が拡散して、

既に10日目だというのに、

 

「大丈夫です」 を繰り返す 

政府の説明、テレビの報道を見ていると、

 

コトの重大さ があまりに大きすぎて

バランスを失っているのだろうか? といぶかしむ。

 

 

この状態を、

心理学でいうところの

『正常性バイアス』 『多数派同調バイアス』 だとしたら

 

日本はかなり ヤバイ状態 なのである。

 

 

原発事故の行く末は

「収束するといいなあ~」 では解決しない。

 

事実を伏せて

「冷静に!」 を呼びかける愚行は許されない。

 

冷静に 最悪 を想定しながら

被害を最小限度に止める為に

幾重にも、矢つぎ早に対策を講じなければならない。 

 

 

朝日新聞によると、

 

日本政府は、

住民の被曝予測データ

SPEEDI(緊急時迅速放射能影響予測) を

 

  ※ 原発の位置、放射性物質の種類や量、放出される高さ、

    地形などを元に、最新の風向きや風速のデータを加えて計算。

    日本全域を250メートル四方に区切り、それぞれの場所に

    住む人が吸入などで被曝する量を予測

 

11日の地震発生約2時間後から

把握しているにもかかわらず、発表していないという。

 

国民への 体内被曝 の予測を知りながら

隠していたとしたら・・・・

 

もはや、

後手 ではなく 後ろ手 の罪である。

 

 

日本政府とテレビは、

深刻な 非常呪縛状態 にある。

 

 

 

 

  

 

 

 


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
まあ、最初の段階から (kinkouzan)
2011-03-22 16:51:51
まあ、最初の段階から
「濡れタオルで放射性物質を防ぎましょう」
くらいのこと言ってますからねぇ。
もう何を言われても驚きませんって。
返信する
そう言えば昔、 (takahara)
2011-03-22 18:01:15
そう言えば昔、
大衆が「おかしさ」に
気づかなくなった時がありました。
 
大本営発表です。
 
あの時は、
多数派同調バイアスが大きく効いて
最後の最後に、広島と長崎を殲滅され、
やっと、やっと、大衆の目は覚めました。
 
 
返信する

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