経営破綻した 林原グループ
岡山駅南側に所有する広大な敷地については
切り売りしないで、一体的な再開発を！
というムードになっているが・・・・
そういった人たちは、たぶん
この本社ビルの カッコ良さ には気付かないだろう。
この壁は、岡山空襲で被害にあった
旧日本電気岡山製造所の遺構である。 きっと。
（参考 アメリカに残されていた映像）
開発したい人にとっては、早く取り壊したい
ハヤクバラシテー な風景かもしれないが、
都市の記憶 という観点で考えれば、
古いビルを再利用をして、
歴史を繋ぐ発想も アリ かと思う。
いやいや、 ベキ かと思う。
それにしても、このビル
見れば見るほど、
イメージが膨らむ建物である。
『ダラスの熱い日』 ごっこ をしてみたい。
ほとんどお金を掛けず、
白ペンキ一発で アートスタジオ などに利用すれば、
センスの良い なうい若者 たちが集まり、
それぞれに なうい情報 を電波で振り撒いて、
ハヤシバラシティなう の出来上がり！
となるのだが・・・・
古い大人たちが、
そろばん弾いて造ろうとする街は、
嘘っぽい完成予想図 なんかを描いて
べらぼうに家賃の高い
閑古鳥シティ になるに違いない。
オマケに、
既成の繁華街は、
衰退シティ になり、
三方悪し が目に浮かぶ。
このビル、
問題は、
耐震補強か？ お椀リスクか？
・・・・
えっ、あっ オウンリスク？
なのである。
