八濱漂泊傳

ダラシナイデラシネ記

河原者と阿弥者

2014-07-27 10:34:03 | イケン!

 

和歌山新宮の熊野川には

組立て式の住居に暮らす民がいた。

 

川原家(かわらや) という住居群である。

 

かつて、

熊野速玉大社 の川原には

百数十軒の 川原家 が建ち並んでいた。

1020287_img

 

釘を1本も使わず、

組立て、解体が簡単にでき、

 

大水の時は、

瞬く間に解体して、家ごと避難できる

モバイルな住居である。

 

011110131620244989

 

川原家 による町並みは

宿屋、鍛冶屋、散髪屋、銭湯、飲食店・・・・ と

何でも揃っていたという。

200615singuu_2

  

そんなシンプルな 川原家 も

ダムや道路の整備などで川の水運が途絶え

昭和20年代に無くなったという。 

 

  ・・・・  

 一遍上人 ・・・・  

 世阿弥 ・・・・  

 蓑虫山人 ・・・・ 

 井上井月(せいげつ) ・・・・ 

 尾崎放哉 ・・・・ 

 山窩(さんか)・・・・ 

 家船(えぶね)・・・・

 

そんなベースがあって、 

やっぱりこうなるの???

Takahara01

 

という私の人生であるが・・・・

  

Photo_2

 

やはり、

まっすぐ導かれてゆく先は・・・・ 

 

阿弥文化の基を成した、 

遊行の捨聖 一遍上人 なのか?

Photo_3

  

そもそも、 

時代が 一遍上人 を、

呼び起こそうとしているのか? 

Dsc_1219

 

と、あれこれ考えると、

不思議と気持ちが楽ちんになる。

 

 

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。