獅子丸のモノローグ

☆気まぐれ不定期コラム☆

2009年F1開幕

2009年03月30日 | CARS&F1
 今年も私の大好きなF1が開幕した。今年は「KERS」の導入やスリックタイヤ復活など、レギュレーションが大きく変わった。
   
 いやあ、それにしても、「ブラウンGP」の速さには驚きである。つい1ヶ月ほど前までは参戦するかどうかすら危ぶまれていたチームなのに・・・これも、昨シーズンのホンダがチャンピオンシップを度外視してまで開発してきたマシンの賜物なのだろう。おそらくこのマシンは、メルセデスではなくホンダエンジンが搭載されていたとしても、速かっただろうと思う。ホンダが昨年撤退しなければ、まさにホンダ復活を目の当たりに出来たかもしれないのに・・・アメリカ発の大恐慌が恨めしい。
   
 2位だったベッテルと3位を走っていたクビサ。この若い二人の接触&両者リタイアは、実に残念だったが、これはレーシングアクシデントだったと私は思う。次戦でのベッテルの10グリッド降格処分は、私見ではやや重過ぎると感じた。
 それと、やっぱ、今年のレギュレーションのフロントウイングはデカ過ぎる。接触で順位がシャッフルされることが、今シーズンは多くなると予想する。
   
 それにしても、バトン優勝・バリケロ2位の、ワン・ツーとは・・・驚きである。今年のF1の展開は読みきれない。マクラーレン・フェラーリがこのままで終わるとは思えないし、トヨタ・BMWも速い。そして、18番グリッドから出て、最終的にアロンソの前でフィニッシュしたハミルトンの存在は、やはり侮れない。

 ハイブリッドカーのようにブレーキの回生エネルギーを利用して約80馬力を得るという「KERS」は、今のところは得られるパワーのアドヴァンテージよりも、その重さや動作がマシンの挙動に与えるデメリットの方が大きいようである。だが、この装置の開発が進むと、かつての「アクティヴ・サスペンション」のように大きなアドヴァンテージになる可能性も大きいと思う。今年のチャンピオンシップを左右するのは、「KERS」の存在であると、私は気弱に思っている。
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