《試練》――現在史研究のために

日本の新左翼運動をどう総括するのか、今後の方向をどう定めるのか

友への手紙――イスラム国による「人質」問題、全責任は日本政府=安倍にある

2015-02-02 19:51:04 | 中東・北アフリカの政治経済―世界の動きⅥ
 今テレビが後藤健二氏殺害の臨時ニュースを報じています。そして安倍の「許しがたい行為であり、断じてテロに屈しない」との声明も。私は安倍に対する激しい憤りをおぼえます。と同時にマスコミ報道にも疑問を感じています。  今回のIS(イスラム国)による「人質」事件とは何か? そして、それを通して日本帝国主義はどこへ進もうとしているのか? 一連の事件を分析し、所見を述べたいと思います。// 1)安倍には「人質」解放の気は全くなかった//  これまでの日本政府には、「人質」問題に関して一貫するスタンスがありました。それは人命を最優先するとの立場です。古くは1970年、連合赤軍によるよど号乗っ取り事件から最近の中東での「人質」問題に至るまで、この姿勢は変わりませんでした。そして「人質」は全員無事解放されてきました。  ところが今回はそうでありません。全く異なる対応をしています。 . . . 本文を読む
コメント