《試練》――現在史研究のために

日本の新左翼運動をどう総括するのか、今後の方向をどう定めるのか

「原発をただちに廃炉」は、いのちの叫び――画期的な2012年7・29国会包囲デモに思う

2013-04-16 02:04:57 | 反原発
註:以前書かれたものですが、安倍政権による原発再稼動・海外輸出・核武装の方向が強まっている中で、もう一度、2012年における反原発運動の高まりを想起して、厳しい現局面を突き破っていきたいと思います。(管理者) 「原発をただちに廃炉」は、いのちの叫び ――画期的な2012年7・29国会包囲デモに思う ●1960年安保闘争以来、52年ぶりの国会大包囲デモ 2011年3月11日の東日本大地震・大津波による東京電力福島第一原発1~4号機爆発の大事故はいまだに収束しておらず、その原因やすべての真相の解明が隠され、そして責任の所在はあいまいなままです。そうでありながら、野田首相は6月8日に関西電力大飯原発3・4号機の再稼動を発表しました。 . . . 本文を読む

2013年2月 日本の政治・軍事―日本の動きⅠ

2013-04-16 01:47:09 | 日本の政治・軍事―日本の動きⅠ
2013年2月 日本の政治・軍事―日本の動きⅠ 《軍備》 ○次期主力の最新鋭ステルス機、F35、消えぬ火種(価格、性能、武器輸出3原則)(13.2.3)。 ①価格問題→当初想定は1機99億円、昨年6月の契約時には102億円で4機、13年度予算では2機を299億円(1機150億円)。部品の日本への輸送システムや国内組み立て作業員の人件費などが上乗せ、②日本に納入するF35は近距離での航空戦に不可欠なミサイルを搭載できない(国防総省の議会提出書類)、③12年11月の武器輸出3原則の緩和で国際共同開発する場合の輸出を認めたが、第3国への移転は「厳格な管理」「国際紛争の助長を回避」の基本姿勢は堅持。イスラエルがF35の輸入計画。 【イスラエル問題は重要である。防衛産業は争闘戦の戦場そのものである。】 . . . 本文を読む

2013年2月 その他の地域の政治経済―世界の動きⅦ

2013-04-11 01:53:32 | その他の地域の政治経済―世界の動きⅦ
2013年2月 その他の地域の政治経済―世界の動きⅦ 《アルゼンチン》 ○1MFがアルゼンチン政府に経済統計の操作疑惑(CPIを低めにGDPを高めに)を巡り改善策が十分でないと批判の声明(1日)。9月29日までに是正策を講じるように要求。 【ここでも経済統計は支配の道具でしかない。】 《ロシア》 ○ロシア経済の減速が鮮明に(13.2.2)。2012年のGDP前年の4.3%から3.4%に減速。特に10~12月は前年同期比で2.2%に減速(要因は設備投資などのブレーキ)。欧州景気の低迷の影響で石油やガスの輸出が振るわず(欧州への原油輸出1%減、天然ガス8%減)。政府は5%成長への投資環境整備計画などを発表。 【ロシア経済は減速している。足元でも。欧州減速が影響している。】 . . . 本文を読む

2013年2月 中東・北アフリカの政治経済―世界の動きⅥ

2013-04-11 01:13:05 | 中東・北アフリカの政治経済―世界の動きⅥ
2013年2月 中東・北アフリカの政治経済―世界の動きⅥ 《パレスチナ》 ○2月13日(水曜日)および14日(木曜日)、東京にて、「パレスチナ開発のための東アジア協力促進会合(CEAPAD:Conference on the Cooperation among East Asian countries for Palestinian Development」が開催 (13.2.15 外務省)。 ①参加国・国際機関は日本(主催)、パレスチナ(共催)、インドネシア、シンガポール、タイ、マレーシア、ベトナム、ブルネイ、韓国、アラブ連盟、イスラム開発銀行、国連、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)、世銀。②「二国家解決」を通じた和平実現を後押しすべく,日本のイニシアティブの下で設立された。③パレスチナ開発のための東アジア協力促進会合(CEAPAD)共同声明(骨子)は「 交渉に悪影響を及ぼし得る行動の自制」を要求。 . . . 本文を読む

2013年2月 アジアの政治経済―世界の動きⅤ

2013-04-11 00:01:45 | アジアの政治経済―世界の動きⅤ
2013年2月 アジアの政治経済―世界の動きⅤ 《東南アジア 外資への課税強化》 ○「移転価格税制」を使いグループ企業間の取引を通じた利益の流れを抑える (13.2.23)。フィリピン、インドネシア、マレーシア、ベトナムなど。税優遇で工場誘致を進めてきたが、急速な経済成長を背景に外資との関係を見直す。 《韓国》 ○定例の米韓合同軍事演習を3月1日から2ヶ月間、韓国周辺で実施(21日 韓国国防省)。韓国軍20万人、米軍1万人。朝鮮半島有事に備えて指揮命令系統などを確認。 . . . 本文を読む