《試練》――現在史研究のために

日本の新左翼運動をどう総括するのか、今後の方向をどう定めるのか

紹介:『国労闘争団組合員が語る 国鉄闘争の総括と新たな出発点』

2015-07-06 09:25:29 | 労働運動
《管理者から一言》2015年5月1日、国労佐世保地区闘争団の田末博氏がパンフレットを刊行した。タイトルは『国労闘争団組合員が語る 国鉄闘争の総括と新たな出発点――国鉄闘争とは何だったのか? 何を残したのか?/階級的核心に迫る国鉄闘争論』である。それは、国鉄分割・民営化と徹底的に闘った現場の国鉄労働者の生の声であり、現場であるがゆえにより深い階級的核心をとらえた総括となっている。それは、動労千葉特化路線に転落した革共同(中核派)中央派の「国鉄決戦論」のご都合主義的な歴史の歪曲と誤りを鋭く批判するものでもある。同パンフは国鉄分割・民営化攻撃と闘った国鉄労働者および支援の労働者人民にとって重要な問題提起となっている。当ブログでは、同パンフから「はしがき」「目次」「はじめに」を転載し、紹介に代える。同パンフは東京の模索舎で取り扱っている。奥付にメールアドレスが記されているので著者に直接申し込むこともできる。E-Mail:nru_takada@yahoo.cp.jp . . . 本文を読む