
(註)3月15日の「本多延嘉追悼50年の集い」に寄せられたメッセージから宮城正明氏のものを転載します。
戦争前夜情勢が切迫する沖縄で
宮城正明(沖縄、呼びかけ人)
本多さん暗殺50周年・追悼集会にお集まりの皆さん。沖縄の地から本多さんへの哀悼の意とご参集の皆さんへの連帯の意をお伝えします。
50年前の3月14日、本多さんが残虐非道の襲撃で亡くなられたことを聞いた時の衝撃、無念、暗殺者への怒りは、今もって鮮烈に蘇ります。……
“第二の沖縄戦前夜”情勢が刻一刻と切迫する沖縄にいて、本多さんが打ち立てた「闘うアジア人民と連帯し日帝のアジア侵戦争を内乱へ!」へのテーゼの実現が切に求められていると思います。
日本帝国主義は、またしても、沖縄を踏み台にして、台湾~中国-アジア侵略略戦争に踏み出しています。その最先端の地・与那国島の糸数町長は「一戦戦う覚悟を持つべき」と豪語しました。日本政府中枢が言いたくても口に出せない言辞を言い放ったのです。実際、与那国島~宮古島では自衛隊の増強と実戦態勢化がものすごい勢いで強行されています。「アメリカファースト」を何のためらいもなく公言する第二次トランプ政権の誕生は、第一次世界大戦前夜への世界史的転換であり、アメリカ(日本)帝国主義の台湾侵略戦争策動を一挙にエスカレートさせるでしょう。
本多さん暗殺50周年・追悼集会にお集まりの皆さん。沖縄の地から本多さんへの哀悼の意とご参集の皆さんへの連帯の意をお伝えします。
50年前の3月14日、本多さんが残虐非道の襲撃で亡くなられたことを聞いた時の衝撃、無念、暗殺者への怒りは、今もって鮮烈に蘇ります。……
“第二の沖縄戦前夜”情勢が刻一刻と切迫する沖縄にいて、本多さんが打ち立てた「闘うアジア人民と連帯し日帝のアジア侵戦争を内乱へ!」へのテーゼの実現が切に求められていると思います。
日本帝国主義は、またしても、沖縄を踏み台にして、台湾~中国-アジア侵略略戦争に踏み出しています。その最先端の地・与那国島の糸数町長は「一戦戦う覚悟を持つべき」と豪語しました。日本政府中枢が言いたくても口に出せない言辞を言い放ったのです。実際、与那国島~宮古島では自衛隊の増強と実戦態勢化がものすごい勢いで強行されています。「アメリカファースト」を何のためらいもなく公言する第二次トランプ政権の誕生は、第一次世界大戦前夜への世界史的転換であり、アメリカ(日本)帝国主義の台湾侵略戦争策動を一挙にエスカレートさせるでしょう。
日本帝国主義は、またしても沖縄を踏み台にして自らの「延命」を図ろうとしています。2月26日の衆院予算員会で、沖縄で頻発する米兵事件について、首相石破は、「米軍が駐留することによって、この犯罪が起こっているという因果関係を私は存じ上げない」と言ってのけました。このような唖然とする首相発言があったにもかかわらず、国会は止まらず、沖縄の新聞二紙以外はマスコミは取り上げることすらしませんでした。
“沖縄のことは沖縄人が決める”(沖縄の自己決定権の行使)以外に、第二の沖縄戦を阻止する道はありません。辺野古新基地建設阻止の闘いは、その基軸であり最先端の闘いです。
私は生業の関係で現地に行くことは殆どできませんが、毎年年初に辺野古の浜で行われる「初興し」とゲート前で行われる「三線の日(3月4日の語呂合わせ)行動」には必ず参加するようにしています。今年の「三線の日行動」の模様の一端をご紹介するために写真を添付します(前列右から3人目が筆者)。
これが“後期高齢者一年生”の私の姿です。本多さん追悼集会に参加できなかった代わりの写真でもあります。ご参集の皆さん!お体をご自愛しつつ、本多さんが切り開いた道を共に歩んでいきましょう!
2025年3月15日 沖縄の地より 宮城正明
(元沖縄青年委員会、1971年9・25皇居突入戦士)
(3・15記事つづく)
(3・15記事つづく)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます