《試練》――現在史研究のために

日本の新左翼運動をどう総括するのか、今後の方向をどう定めるのか

日経新聞を読み解く~アベノミクスが破綻するとき

2013-08-13 12:46:18 | 日本の経済―日本の動きⅡ
(1)アベノミクスは破綻寸前だ。  日銀総裁・黒田が「異次元緩和」を打ち出した時、すでに破綻の第1回目の芽は出ていた。長期金利の乱高下である。  黒田は、長期国債の大量購入で長期金利の低下、銀行貸出の増加を狙ったが、完全に裏目に出た。 . . . 本文を読む

2013年2月 (つづき)日本の経済―日本の動きⅡ

2013-05-04 00:33:34 | 日本の経済―日本の動きⅡ
2013年2月 (つづき)日本の経済―日本の動きⅡ 《TPP》 ○日米首脳会談で環太平洋経済連携協定TPPへの交渉参加は表明しない(3日 高市政調会長)。 ○日経は社説で、TPPへの決断を安倍に求めている(13.2.5 社説)。3本柱の中心は成長戦略で、その柱は貿易自由化にあり、民主党政治の最大の問題は関税撤廃に不安を抱く農家に有効な政策を示していないという。 【安倍はどうするのか。参院選後に一気にTPPへという密約をオバマと交わすのか。】 ○自民党の外交・経済連携調査会はTPPへの交渉参加を巡る論議を開始、訪米前に見解をまとめる(6日)。 ○TPP交渉の参加をめぐり日米の局長級会議を開催(6日から)。米通商代表部USTRのカトラー代表補が参加。 ○自民党外交・経済連携調査会(会長衛藤征士郎)が初会合(6日)。TPPをめぐる議論を開始。訪米前に「現時点の指針」をまとめ、首相へのけん制に。 【牽制なのか。】 . . . 本文を読む

2013年2月 日本の経済―日本の動きⅡ

2013-05-04 00:19:43 | 日本の経済―日本の動きⅡ
2013年2月 日本の経済―日本の動きⅡ 《景気動向》 〈12月・2012年の景気・経済指標〉 ○2012年12月の鉱工業生産指数(05年=100)88.9、前月比2.5%上昇。2ヶ月ぶりに前月を上回った (31日 経産省)。北米向け自動車が好調、アジア向けの半導体製造装置や半導体・IC測定器などの産業機械の生産増。基調判断を「下げ止まりの兆し」と引き上げ。先行きは1月の予測指数が輸送機械の押上で2.6%増、2月が2.3%増で11年4~6月以来の3ヶ月連続増産の見込み。10~12月は87.8、1.9%減。3四半期連続のマイナス。12年通算は91.9、0.3ポイントの減少。 【12年10~12月期まで3四半期連続で鉱工業生産指数はマイナス。すごい事態である。だからこそ鉱工業生産指数を下げ止まりと判断。3ヶ月連続プラスを待ち望んでいる様子がわかる。】 . . . 本文を読む