勇二 「なるほどねえ。ちなみに、「与える愛」というのも、「量」だけじゃなくて「質」、つまり愛のレベルの高さが重要だということだったね。グレードの高い愛、さっき教えてもらった表現をすれば、「発展段階」の高い愛を実践するほど、与えられる光も多い、ということだね」
正太 「そうそう。だから、あの世(霊界)というのは、愛の発展段階が進んだ世界ほど、つまり次元の高い世界ほど、光が多くなっていくんだね。光の強い世界になっていくんだ。
つまり、魂というのは、進化していくほど、光の量が増える、ということなんだね。「光の量」というのが、魂の進化を示す一つの指標なんだ。だから、あの世の世界(実在界)では、その人の光の量を見れば、魂の成長度は一目瞭然なんだね。その人が、どの程度に偉い人なのか、立派な人なのかは、パッと見た瞬間にわかってしまうんだ。この世と違って間違えようがないんだね。
これは地上に出ている人間でも同じで、その人の魂の修行が進んで、悟ってくるにしたがって、だんだん光の量が増えてくるんだ。後光がさしてきて、霊視がきく人が見れば、その人の悟りの段階が簡単にわかってしまうんだよ」
勇二 「へーえ。その光の量と、悟りの関係っていうのは、どうなってるの? 魂がどれだけ進化すれば、どのくらい後光の量が増えるわけ?」
正太 「たとえば、心が地獄界に通じている人、つまり4次元幽界下部の地獄領域に通じている人は、その後光も暗く、薄ぼんやりしていて、ところどころ、地獄霊に憑依されている部分が白くなって動いていたりするから、すぐにわかっちゃうんだね。心境が地獄に通じていて、憑依されているということが、すぐにわかっちゃうんだ。
心が4次元幽界の精霊界(4次元世界の中の地獄でない領域)に通じている人は、全身と後頭部に1、2センチぐらいのオーラが出ているだけなんだ。心が5次元善人界に通じている人は、後頭部に3、4センチぐらいの後光が出ているんだね。
心が6次元光明界に通じてくると、後光も丸く大きくなって、10センチぐらいは出ているんだよ。6次元でも、上段階の阿羅漢(あらかん)や諸天善神といわれる境涯になってくると、後光が小さな丸いお盆のようになって、金色に輝いているんだ。7次元の菩薩界の心に通じていると、肩の上に4、50センチぐらいの金の輪がかかっているんだね。そして8次元如来界の心に通じると、そのまわりがほんのり明るくなるほどの光が、1メートルにわたって放射されているんだよ」
勇二 「ほーお。そういえば、よく仏像とか、仏画とかには、そういう後光みたいなものが描かれてるよね。ああいうのは、君が今いったようなオーラの大きさを表現しているわけ?」
正太 「そうなんだよ。仏教美術で菩薩像や如来像に光背が描かれたり、西洋でも天使や聖人を描いた宗教画とかで、頭の部分に光のリングや光背が描かれているのは、菩薩(天使)や如来といった悟りの高い人、高級霊には、目印ともいえるような大きな後光があるということを表現していたんだね。実際、そうしたものを描いたり彫刻した芸術家のなかにも、霊視のきく人が結構いたんだよ」
勇二 「なるほどねえ。ああしたものは、シンボルとして創作したわけじゃなく、実際に見えたものを描いていたわけだね」
正太 「そんなふうに、魂の進化というのは、光の量によって表されるんだね。つまり、魂が進化するためには、仏の光をできるだけ多く受け入れられる器になっていかなくちゃいけないということなんだ。そうなるためには、まず自分の心に、光をさえぎるような曇りを、つくらないようにしなくてはいけないんだね」
勇二 「心に曇りをつくらない、っていうのは、愚痴とか、不平不満とか、怒りとか、妬みとか、足ることを知らない欲望といった、マイナスの思いを持たない、ってことだね」
正太 「そう。そして、魂の修行を熱心に積んで、器を大きくしていかないといけないんだよ」
正太 「そうそう。だから、あの世(霊界)というのは、愛の発展段階が進んだ世界ほど、つまり次元の高い世界ほど、光が多くなっていくんだね。光の強い世界になっていくんだ。
つまり、魂というのは、進化していくほど、光の量が増える、ということなんだね。「光の量」というのが、魂の進化を示す一つの指標なんだ。だから、あの世の世界(実在界)では、その人の光の量を見れば、魂の成長度は一目瞭然なんだね。その人が、どの程度に偉い人なのか、立派な人なのかは、パッと見た瞬間にわかってしまうんだ。この世と違って間違えようがないんだね。
これは地上に出ている人間でも同じで、その人の魂の修行が進んで、悟ってくるにしたがって、だんだん光の量が増えてくるんだ。後光がさしてきて、霊視がきく人が見れば、その人の悟りの段階が簡単にわかってしまうんだよ」
勇二 「へーえ。その光の量と、悟りの関係っていうのは、どうなってるの? 魂がどれだけ進化すれば、どのくらい後光の量が増えるわけ?」
正太 「たとえば、心が地獄界に通じている人、つまり4次元幽界下部の地獄領域に通じている人は、その後光も暗く、薄ぼんやりしていて、ところどころ、地獄霊に憑依されている部分が白くなって動いていたりするから、すぐにわかっちゃうんだね。心境が地獄に通じていて、憑依されているということが、すぐにわかっちゃうんだ。
心が4次元幽界の精霊界(4次元世界の中の地獄でない領域)に通じている人は、全身と後頭部に1、2センチぐらいのオーラが出ているだけなんだ。心が5次元善人界に通じている人は、後頭部に3、4センチぐらいの後光が出ているんだね。
心が6次元光明界に通じてくると、後光も丸く大きくなって、10センチぐらいは出ているんだよ。6次元でも、上段階の阿羅漢(あらかん)や諸天善神といわれる境涯になってくると、後光が小さな丸いお盆のようになって、金色に輝いているんだ。7次元の菩薩界の心に通じていると、肩の上に4、50センチぐらいの金の輪がかかっているんだね。そして8次元如来界の心に通じると、そのまわりがほんのり明るくなるほどの光が、1メートルにわたって放射されているんだよ」
勇二 「ほーお。そういえば、よく仏像とか、仏画とかには、そういう後光みたいなものが描かれてるよね。ああいうのは、君が今いったようなオーラの大きさを表現しているわけ?」
正太 「そうなんだよ。仏教美術で菩薩像や如来像に光背が描かれたり、西洋でも天使や聖人を描いた宗教画とかで、頭の部分に光のリングや光背が描かれているのは、菩薩(天使)や如来といった悟りの高い人、高級霊には、目印ともいえるような大きな後光があるということを表現していたんだね。実際、そうしたものを描いたり彫刻した芸術家のなかにも、霊視のきく人が結構いたんだよ」
勇二 「なるほどねえ。ああしたものは、シンボルとして創作したわけじゃなく、実際に見えたものを描いていたわけだね」
正太 「そんなふうに、魂の進化というのは、光の量によって表されるんだね。つまり、魂が進化するためには、仏の光をできるだけ多く受け入れられる器になっていかなくちゃいけないということなんだ。そうなるためには、まず自分の心に、光をさえぎるような曇りを、つくらないようにしなくてはいけないんだね」
勇二 「心に曇りをつくらない、っていうのは、愚痴とか、不平不満とか、怒りとか、妬みとか、足ることを知らない欲望といった、マイナスの思いを持たない、ってことだね」
正太 「そう。そして、魂の修行を熱心に積んで、器を大きくしていかないといけないんだよ」